CRA(臨床開発モニター)の求人が増えている理由

Nick 2016/08/31 製薬

 

現在、大手グローバル製薬企業がこぞってCRA(臨床開発モニター)の積極採用をしています。ここ数年なかった動きに、業界は騒然としています。そんな中、現在業界で重要な立場にてご活躍されている名高い方々より業界内でのCRAの動きについて話しを伺う機会がありましたので、印象的だった2名のお話を紹介いたします。

 

Aさん:グローバルTop10製薬メーカー臨床開発部部長

Aさんの企業でも社内CRAを10名程増やすことになったそうです。
なぜ、CROからではなく、今回募集に至ったか、教えてくださいました。

 

<理由>
・メーカー⇔CROにおけるような企業間の契約がないため、業務をコントロールしやすい。
・社内でCRAを雇う方がCROを使用するより、経済的だという結論に達した。
・企業概念に沿った教育や支持が可能である。というのも、プロジェクトの業務内容を教えるのはメーカー側の仕事だが、所属CRAへ対する教育はCRO企業側の役割であるため、思い通りに動いてもらう事が出来ない場合がある。

 

Bさん:小規模の製薬メーカーにて臨床開発リーダーを務める男性

Bさんの企業が契約しているCROパートナーのCRAとうまくいってないようです。自分が彼らをリードしなければならないため、非常に辛い立場にいるそうです。CROパートナーを持つことのメリットとデメリットを教えてくれました。

 

<メリット・デメリット>
・グローバルでも日本でも同じCROパートナーを使用することで、プロジェクトの進行状況が一貫してスムーズに確認できる。
・複数のCROと仕事をするより、ずっとコントロールしやすい。
・CROパートナーの決定はグローバルに従うため、日本にパートナー企業選択決定権はない。グローバルで評価の高いCRO企業のCRAたちが日本でも同様のパフォーマンスが出来ていないのが実情。
・日本ではグローバルと比較し、CRO-CRAの人手が少ないため、未経験CRAなどが教育不十分のままメーカーへ送られてくる事がある。しかし、教育はメーカー側で行えない、または行う余裕がない為、作業効率が悪くプロジェクト管理者の仕事が増加してしまう。

 

上記が現在、メーカーでCRAを募集している複数の理由の一部です。メーカーでのCRA、CROでのCRA、どちらで働くにもそれぞれメリットデメリットがあるので、希望は人それぞれです。しかし、いずれにおいても多くのCRAが必要である時代であることが分かりますね。

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