ジェネリック医薬品(製薬)メーカーへの就職が人気な理由

Nick 2016/10/25 製薬

ジェネリックとは?

世の中では、ジェネリック医薬品(医薬品の特許が切れたあとに販売される価格の安い後発医薬品)について製薬業界の枠にとどまらず、大きな話題となっています。世界35か国の平均は約60%以上であるにも関わらず、日本国内では約50%の普及率であり、医薬品大国のアメリカでは約90%、ドイツでは80%以上、イギリスでも60%以上とジェネリック医薬品は世界では一般的に受け入れられている薬です。

 

日本での動き

日本では、古くらかあるものを大切にし、変らないものを好む性質があります。その為、薬に関しても価格が安いにも関わらず、ジェネリックの普及率が低い事実があります。またイメージが先行してしまう傾向があるのは私たち消費者だけでなく、病院の先生をはじめとする医療機関の方も同じです。

しかし、度重なる国内での普及対策や日本のグローバル化によりここ数年で、国内のジェネリック普及率は著しく拡大しています。また政府では日本のジェネリック市場状況を変えるべく、2020年度までのなるべく早い時期に80%以上の普及率に引き上げるとする目標を掲げています。対策案として、原則新薬60%程度の価格から50%程度への価格引き下げ案が検討されています。

 

市場について

世の中の動きに伴い、外資系新薬メーカーの中には、国内ジェネリック医薬品メーカーと共同会社を設立したり、ジェネリック専業メーカーから仕入れたものを自社ブランドとして販売したりしています。近年日系メーカーにおいても第一三共がインドのランバクシーを買収、富士フイルムがインドのジェネリック大手であるドクターレディーラボラトリーズを買収するなどし、力を入れています。また現状の動き及び、今後予想されるジェネリック普及増加に伴い、東和薬品をはじめ、各日本のジェネリックメーカーが工場を含めた企業の増強を始めています。

 

結論

転職を考える際に、現時点では後発品と比較すると新薬に比べるとネガティブに感じる方が多くいらっしゃいますが、今後業界内で大きく成長していく可能性を秘めています。また、世の中でのニーズが強いため、職の安定を求める方、これから長い目で見たキャリア形成を大切にする方にとってジェネリック企業はとてもおすすめです。

ジェネリックの普及により、製薬業界全体の再編につながっていくかもしれません。今後の業界内の動向からも目が離せません。