ワークライフバランスの見直しの重要性

Melissa 2017/03/06 転職ノウハウ

仕事の満足度や転職に関する最近の注目の話題といえば、ワークライフバランスであり、多くの求職者は転職を考える際の最優先事項の1つとしてこの言葉を挙げます。しかし、ワークライフバランスとは何でしょうか? この言葉にはいくつかのバリエーションがあり、その定義は人によって異なります。

 

ワークライフバランスという考え方はとても曖昧です

このテーマにはいくつかの解釈があり、ワークライフバランスが何を意味するのかは完全に人それぞれです。そのため雇用者にとって、どんな面の「ワークライフバランス」を従業員に提供するか決定するのが難しいことがあります。ある優先事項は他の人にとっては価値がないかもしれません。このため、求職者自身がどのようなワークライフバランスを期待しているかを把握し、どのような面が最優先事項であるかを知ることが重要です。「ワークライフバランス」という用語は、次のようなオフィスで過ごす時間を意味します。

在宅勤務
フレックスタイム
午前9時から午後5時までの通常勤務
パートタイムで勤務

また、ワークライフバランスは、オフィス外で過ごす一般的な時間を意味することもできます。

趣味の時間を持つ
体と精神の健康を保つための時間
家族との時間

これに加えて、雇用者がコントロールできない、個人の管理によるもの、例えば十分な睡眠の確保やストレス管理など、他のさまざまなものを意味する場合があります。

人事は、数え切れないほど何度も、求職者から「ワークライフバランス」を求めていると言われたり、「御社はワークライフバランスに関して何を提供していますか?」という質問を聞かれたりします。しかし、ワークライフバランスという用語を定義するとき、具体的には何を含むのでしょう。この用語は意味が広すぎて、個人によって違う幅広い意味を持っています。ワークライフバランスの考え方の曖昧さに加えて、求職者の中には実現可能なものだと思っている非現実的な期待を持っている人がいます。

 

非現実的なワークライフバランスへの期待

時々、人々は非現実的なワークライフバランスへの期待を持っています。例えば、例外なく毎日ちょうど午後5時に退社しようとしても、プロジェクトが問題に直面したり、締め切りが早くなったりした場合、柔軟に実現させてくれません。ある程度の職場での柔軟性は必要であり、柔軟性の程度は、雇用者が新規採用者に何を求めているかによります。また、規則正しい勤務スケジュールを提供する企業があるかもしれませんが、ある程度の柔軟性が必要であることを理解することが重要です。また、とても良い給与に加えて素晴らしいワークライフバランスを受け取ることは、常にある選択肢ではないかもしれないので、この件に関しての柔軟性も重要です。

個人のワークライフバランスに影響する多くの要因もあります。同じ会社内であっても、同じ部門内であっても、従業員はさまざまなレベルのワークライフバランスを保つことがあります。また、外的要因が影響を及ぼすこともあります。例えば、日本のように、遅くまで働く習慣のプレッシャーや日本企業の伝統的な仕事スタイルなどがあります。

 

完璧なバランスは存在しない

仕事と私生活の間に完璧なバランスがあるという考えを持っている人がいます。しかし、ワークライフバランスへの期待と同様に、プロジェクトが失敗して危機に瀕しているときは、期限までにプロジェクトの目標を達成するために「バランス」を柔軟にする必要があるかもしれません。

仕事と私生活は変動的なので、完全に五分五分のバランスには決して保たれません。そのため、人々が求めているワークライフバランスではないかもしれませんが、むしろ「ワークライフフレキシビリティー (仕事と生活の柔軟性)」が必要です。仕事と私生活のバランスを取るという考え方は、割合を設定するものだと考えるべきではなく、その時々の状況に合わせて適応させる必要があります。ワークライフバランスは、完全に一定のバランスを取るのではなく、仕事や仕事以外の生活に求められているものに応じて前後するシーソーのように見るべきです。

 

自分自身にとってのワークライフバランスの意味を理解する

自分に合った仕事や会社を見つけるためには、あなたにとってワークライフバランスは何を意味するのか理解することが重要です。「絶対に必要なものリスト」を作成すると、面接で採用マネージャーと話す時に、言及する必要があることを明確にすることができます。このリストに挙げた項目は、給与、職責、その他価値のある仕事の側面の重要性と比較する必要があります。「絶対に必要なものリスト」が、あなたが企業に求めることを正確に表し、採用マネージャーにその情報を伝えることが重要です。あまり重要でないものを重視しすぎると二次面接には進めないかもしれません。

次のキャリアを探し、企業が提供する福利厚生を評価する際、考慮すべき点がいくつかあります。あなたにとってワークライフバランスが何を意味するのか、また、あなたの「必要なもの」は何かより深く理解すること、そして現実的に考え、実際には完璧なバランスなどないということを理解することです。