製薬業界へのキャリアチェンジ‐専門のリクルーターがアドバイスします

Melissa 2017/11/27 製薬

careers in the pharmaceutical industry

中村昇愛さんは製薬チームの人材コンサルタントで、特にメディカルアフェアーズ、メディカルドクター、安全性の分野を専門としています。彼女は2011年よりエイペックスで働いており、たくさんの転職希望者様のキャリアアップをサポートしてきました。

転職希望者様との面談時、彼女は製薬業界と他業界でのキャリアの違いを説明し、その上で製薬業界にキャリアチェンジしたいという方へアドバイスを提供しています。

 

 

リクルートメント業界のどういった点が好きですか?

転職という、人生でとても重大な決断に携わることができるのは、この仕事の醍醐味です。転職希望者様のご要望や適性に合った正しいポジションを見つけ、その方のキャリアに大きな影響を与えることができるこの仕事が大好きですし、強くやりがいを感じています。

 

最近担当された案件で、面白いストーリーがあれば教えてください

一度、博士号を持ったアカデミア出身の転職希望者様(Aさんとします)を担当させていただいた事があります。製薬会社で勤務されていたAさんは現職に満足されていなかったので、私は新しいお仕事をご紹介し、Aさんはそのオファーを受けることに決めました。しかし、そのオファー内容に、Aさんも私もなんとなくしっくり来ないものがあったんです。私達はそのオファーのメリットとデメリットについて深く話し合い、結果そのオファーを辞退するべきという結論に達しました。

その後Aさんは同じ会社で仕事を続けていましたが、数ヶ月が経っても状況は改善されず、改めて別のお仕事を一緒に探すことになりました。Aさんにぴったりの会社が私の中であり、Aさんにも興味をお持ちいただけたので、その会社にAさんの履歴書をお見せしに行こうとしました。その矢先、なんとその会社で、Aさんのプロフィールに合致するポジションに欠員が出たんです。当初は社内から後任を探す予定だったそうですが、私がその会社にAさんを候補に入れていただけるようお願いしました。後日、Aさんは会社と面接し、そこからはトントン拍子で採用まで至りました。その仕事は、Aさんが最も希望していた治療領域で、且つ経歴にも完璧にマッチするものだったので、心からご満足いただける結果となりました。

 

製薬会社の面接はどのような流れで行われますか?

企業にもよりますが、多くの場合、面接は2回から3回にかけて行われます。大体、最初の面接はHRや上長になる方と、そして最終面接は企業の役員面接やグローバル面接になります。履歴書を送るところから、内定をもらい雇用契約を交わすまでの転職活動期間は、トータルで約2~3ヶ月かかるケースが多いです。

 

この業界ならではの転職プロセスの特徴はありますか?

多くの企業では、退職願は1ヶ月前までに提出するというルールがあるかと思います。しかし、病院勤務の医師が製薬会社に転職する場合、6ヶ月前までに在籍病院やクリニックに退職願を提出しなければならないことが多いです。医師の方には患者様がおり、受診予約や手術の予定が既にある方も多いため、十分な時間が必要とされるのです。また病院によっては、退職者自身で後任を探さなければならない場合もあります。このようなケースだと、履歴書を送ってから転職先での仕事開始まで、約9ヶ月以上かかることもあります。

 

多くの転職者が起こしがちなミスはありますか?

多くの転職希望者が起こしがちなミスは、現職や現上司などの悪口を言ってしまうことでしょうか。採用担当者には転職理由を正直に伝えたい、という素直な気持ちから言うのでしょうが、これは転職者自身のイメージを低下させる以外の何物でもありません。これでは採用担当者に「この人を採用したら、きっとうちの会社の事も悪く言われてしまうだろう」と思われてしまいます。

現職の事を悪く言うよりも、転職希望の会社や仕事に期待している事を伝えた方が、印象は断然良くなるでしょう。

 

製薬会社での仕事とアカデミアの仕事はどのように違いますか?

アカデミアから製薬会社に転職される方の多くが、コミュニケーションの壁にぶつかっています。製薬会社で働く場合、社内(国内・外)関連部門や外部専門医などとの密接な協働作業がとても多いので、高いコミュニケーション力は不可欠です。

 

製薬会社に転職するとどのような点で苦労しますか?

アカデミアの方、病院勤務の研究者や医師の方が初めて製薬会社に転職されると、しばらくの間、ビジネスマナーや社内外のステークホルダーとの密な協働作業に難しさを覚えるかもしれません。また、英語はほぼ必須なので、英語が苦手な方も苦労されると思います。

営業やマーケティングなどのコマーシャル部門の方が製薬会社に転職される場合は、最初は難しい専門用語に悩まされるかもしれません。また、転職する際の年齢にもよりますが、ヘルスケア関連の職務経歴が必須条件となる場合が多いので、全くの未経験者はハードルが高いでしょう。

 

転職者は面接でどのような経験をするでしょうか?

転職未経験の方や、ここ数年転職していない方だと、長い転職プロセスにストレスを感じてしまうかもしれません。履歴書提出から、面接、条件交渉、現職の退職まで、道のりは長いです。

エイペックスはその全ての段階をサポートし、負担を少なく感じていただけるようお手伝いしています。また、転職活動で最も大事なステップは内定後の条件交渉なのですが、多くの転職者様が交渉に慣れていなく、悩まれることが多いです。給料や出勤開始日、役職、在宅勤務等のオプション、その他様々な条件を交渉する事は簡単ではありませんが、だからこそ私達のような経験豊富なリクルーターに頼っていただけるとスムーズに物事が運びます。

私達エイペックスは常に、転職者様と受け入れ企業様が、相互が満足できるオファーとなるよう密にコミュニケーションを取ること、そして転職者様が自身のキャリアにとってベストな選択をしていただけること心がけてサポートしています。

 

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