採用担当とは、企業の採用活動全般を担い、自社の成長に必要な人材を見極め獲得する専門職です。採用計画の立案、候補者の選考、面接の実施、内定者フォローなど、採用プロセス全体を管理しながら、企業と人材をつなぐ「会社の顔」としての役割も果たします。
一方で、「採用担当の具体的な仕事内容は?」「どんな人が向いている?」「未経験からなれる?」「年収やキャリアパスは?」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、採用担当へのキャリアチェンジを検討している人だけでなく、新たに採用担当に任命された人に向け、採用担当の具体的な仕事内容や求められるスキル、外資系と内資系での違い、年収、キャリアパス、転職成功のポイントなどについて詳しく解説します。
洞察提供者:長谷川 拓美(エイペックス採用担当チームマネージャー)
要点サマリー(30秒)
採用担当の主な仕事内容は、採用計画の立案、求人作成、候補者の母集団形成、面接対応、内定・入社フォローまでの一連の採用プロセスを管理することです
採用担当には、候補者・現場・経営層をつなぐ調整力やコミュニケーション能力が求められ、特に面接日程調整や社内合意の形成などの調整業務が多い点が特徴です
採用KPIや採用市場の動向を踏まえて採用戦略を改善していくことも求められるため、データ分析力や情報収集力も重要なスキルとなります
外資系企業では採用担当は「Talent Acquisition」として専門職化しており、経験を積むことでHRBPやHRマネージャーなどへのキャリアパスも広がります
採用担当には、人と関わることが好きでコミュニケーションを楽しめる人や、複数の関係者と調整しながら物事を進めることが得意な人が向いています
目次
採用担当とは?企業における役割
採用担当の仕事内容とは?【6つの業務フロー別に解説】
採用担当の1日の仕事の流れ
採用担当と人事担当の仕事内容の違いとは?
新卒採用と中途採用で仕事内容はどう違う?
採用担当にはどんな人が向いている?向いていない人の特徴も解説
採用担当に求められるスキルとは?仕事内容から見る必要スキル4つ
採用担当の仕事はきつい?よくある悩みとやりがい
採用担当の仕事内容【外資系企業と日系企業の違い】
外資系企業の採用担当に求められる4つのスキルとは?
採用担当者が知っておくべき採用手法7選
外資系企業の採用担当の年収は?キャリアパスも解説
採用担当になるには?未経験からの転職成功のコツ
採用担当の仕事内容に関するよくある質問(FAQ)
採用担当の仕事内容・転職の相談はエイペックスへ
採用担当とは?企業における役割
採用担当とは、企業の人事部門に所属し、自社の利益に貢献できる人材を見極め、自社の魅力を発信しながら入社まで応募者に伴走する採用の専門職です。採用担当の仕事内容は、単に応募者を集めて選考を進めるだけではなく、事業の方向性や現場の課題を理解したうえで必要な人材像を言語化し、採用活動を戦略として設計・実行することにあります。
近年では、LinkedInやWantedlyなどを活用したスカウト型の採用手法が浸透し、採用CPA(Cost Per Acquisition:一人あたりの採用コスト)や内定承諾率の数値管理、SNSを通じた採用ブランディングなど、採用活動のマーケティング化が急速に進んでいます。もはや求人を出して待つだけでは優秀な人材は集まりにくく、採用担当にはビジネスの文脈で動ける判断力と市場感覚が求められています。
採用担当の主な2つの役割とは?
最適な人材を採用する「採用のプロ」としての役割
候補者の志望度を上げる「営業担当」のような役割
採用担当の第一の役割は、必要な人材を、必要なタイミングで、必要な数だけ確保することで、組織の成長を支えることにあります。
採用担当の仕事内容は多岐にわたりますが、その根底には「採用ミスマッチを起こさず、企業にとって最適な人材を採用する」というミッションに集約されます。採用した人材がすぐに離職してしまっては、採用コストはゼロになるどころかマイナスです。だからこそ、書類や面接だけでは見えない「その人の本質」を読み取る「採用のプロ」としての役割が、採用担当には求められています。
また、採用担当のもうひとつの大切な役割として、「企業の顔」として候補者の志望度を上げる「営業担当」のような役割が挙げられます。応募者にとって、採用担当は「その会社の第一印象を決定づける人」であり、「面接の案内メールが遅い」「面接後の連絡が数週間来ない」といった丁寧さに欠ける対応をするだけで、「この会社はやめておこう」と判断する候補者は少なくありません。
採用競争が激化する現在、候補者対応の丁寧さそのものが、企業の評判を左右します。応募者が集まらないことは、ある意味で会社の魅力が市場に伝わっていないことのバロメーターでもあるのです。
採用担当の仕事は、どこまでが業務範囲なのか?
採用担当の仕事内容は、採用計画の立案から入社後の定着支援まで、採用に関わる全プロセスにわたります。「採用費用はかけたくないが、良い人は採りたい」という矛盾した要求を受けながら、限られた予算とスケジュールのなかで最大の成果を出すのが採用担当の腕の見せ所です。
また、選考の初期段階では多くの応募者のなかから自社に適した人材を見極める必要があり、採用担当には「人の本質を短時間で見抜く観察力と経験」も問われます。最終的な採用判断は現場責任者や経営層が行いますが、「この人は残したほうが良い」「ここは見送ったほうが良い」という一次判断の精度が、採用全体のクオリティを大きく左右します。
企業規模による仕事内容の違い
採用担当の業務範囲は、企業規模によっても大きく異なります。大企業では新卒採用と中途採用の担当が分かれており、さらに職種ごとに担当が細分化されているケースもあります。一方、社員数百名以下の中小企業やスタートアップでは、採用担当者一人が新卒・中途・パート・アルバイトの採用をすべてまとめて担うことがほとんどです。
さらに企業によっては、採用だけでなく入社後の研修手配やオンボーディングまで関わる場合もあり、特に中小企業では「採用担当」という肩書きでも、実際は給与計算・社保手続き・入社対応まで一手に担うケースも少なくありません。
そのため転職の際には、「採用担当」という役職名だけで判断せず、実際に採用業務に充てられる時間の割合や、責任範囲の具体的な内容を面接で確認することが重要です。
採用担当の仕事内容とは?【6つの業務フロー別に解説】
採用担当の仕事内容は、採用計画の立案、候補者の母集団形成、書類選考や面接対応、内定フォローなど、企業の採用活動全体を担うことです。
ここで、以下の6つの業務フローに沿ってそれぞれの仕事内容を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
採用計画の立案
採用手法の決定
応募要件の決定と求人票の作成
書類選考・面接対応・関係者との連携
合否通知・内定者フォロー・クロージング
入社後フォロー(オンボーディング)
1. 採用計画の立案
採用計画の立案は、採用活動全体の出発点となる重要な工程です。経営層や各部門の責任者と協働しながら、「いつまでに」「どのような人材を」「何名」「いくらかけて」採用するのかを明確化するところからスタートします。
例えば、「来期の新規事業立ち上げに伴い、4月末までに中途エンジニア8名採用。うち転職エージェント経由3名・スカウト3名・求人媒体2名、予算総額600万円以内」という具合に、採用チャネルごとの人数配分と予算上限まで具体的に落とし込んだ計画を立てることが理想です。
採用計画が曖昧なまま採用活動を進めると、「とりあえず応募者を集める」といった場当たり的な対応になりやすく、結果として採用単価の上昇や人材ミスマッチ、果ては早期離職という最悪のシナリオを招きます。現場から「とにかく誰でも良いから早く入れてほしい」というプレッシャーが来てから動き始める「後手後手採用」ではなく、「採用計画は事業計画と同じタイミングで立てる」という意識が、成功する採用担当の基本姿勢です。
2. 採用手法の決定
採用計画に基づき、どの採用手法を活用するかを決定します。代表的な採用手法には、求人媒体への掲載、転職エージェントの活用、ダイレクトリクルーティング、リファラル採用、オウンドメディアの活用などがあります。
最適な採用手法は、ポジションの特性・採用予算・タイムライン・市場での人材の希少性によって大きく変わります。例えば、財務や法務担当などの専門職や外資系企業のハイクラスポジションの場合、求人広告を出しても応募が集まりにくいため、転職エージェントやLinkedInを通じたスカウトが中心となります。
一方、コールセンターオペレーターや販売スタッフのような母集団形成を目的とした採用には、IndeedなどのCPC型(求人広告がクリックされた回数に応じて費用が発生)の求人媒体が圧倒的にコストパフォーマンスが高いケースが多いでしょう。
このように、採用担当は採用目標・ターゲット人材・予算・スケジュールを総合的に判断しながら、複数の採用チャネルを組み合わせ、コストと効果のバランスを取った採用戦略を設計することが求められます。
3. 応募要件の決定と求人票の作成
採用計画と採用チャネルが決定したら、次に求人票の作成のため、現場の採用責任者と応募要件について綿密に打ち合わせを行います。現場からヒアリングすると条件が膨らみがちなため、「その要件を満たした人材が、本当に今転職市場にいるか?」を問い直しながら、必須要件(Must)と歓迎要件(Want)を仕分けすることが、採用担当の腕の見せどころです。
求人票は、候補者が企業やポジションについて最初に知ることになる重要な情報源です。同じポジションでも、「月給30万〜」という表記と「月給30万〜50万(経験・スキルにより決定)」では応募率が大きく変わります。職務内容や求めるスキルだけでなく、報酬・働き方・キャリアパスなどを具体的に書けば書くほど応募の質は上がります。逆に「やりがいのある仕事」「成長できる環境」といった抽象的な言葉は候補者に刺さらないだけでなく、信頼を損なうリスクもあるため注意が必要です。
現場では理想的な人物像を求める傾向がありますが、優秀な候補者にはライバル社からも多くのスカウトがあり、競争状況を考慮しなければ採用が長期化するリスクもあります。そのため、採用担当は転職市場の相場感を現場に伝え、「この条件では採れないが、こう変えれば採れる」といった現実的な採用基準に落とし込む交渉力が、採用担当には不可欠です。
4. 書類選考・面接対応・関係者との連携
求人募集を開始し応募書類(履歴書・職務経歴書)が集まったら、ポジションの応募要件とのマッチ度を判定し候補者を振り分けていきます。その際、選考基準をあらかじめルール化しておかないと、担当者の好みや気分で合否が変わるという問題が生じるため、選考基準の明文化は採用ブレを防ぐ最初の一手です。
書類選考を通じ面接に進む候補者が決定したら、面接官のスケジュール調整やオンライン・対面等の面接形式の決定、面接会場の手配、候補者への連絡などを行います。優秀な人ほど複数社の選考が同時進行しているため、競合他社に先を越されないよう「面接調整に3日以上かけない」など、素早く選考を前に進めることが求められます。
また面接後には、現場からフィードバックをいかに早く取り付けるかも重要です。現場責任者は多忙なため、こちらから動かないと「あの候補者どうでした?」が1週間以上放置される、ということが起こり得ます。社内のレスポンスを能動的に取りにいく動きが、選考スピードと精度の両立につながります。
このように実際に選考が始まると、採用担当は候補者・エージェント・面接官・現場部門のすべての窓口として、情報と感情の両方を管理するという相当に複雑な役割を担います。面接対応は事務作業としての日程調整に見えますが、実際には利害関係者をうまく動かす「社内営業力」が問われる業務でもあります。
5. 合否通知・内定者フォロー・クロージング
内定者が決定したあとは、人事責任者や経営層と協働しオファーレターを作成します。採用担当が主導してオファーミーティングを実施する場合もあり、特に優秀な人材ほど複数社から内定を獲得しているケースが多いため、採用担当の「クロージング力」が試されます。「給与はここまで出せる」「入社後の裁量はこれだけある」など、候補者が意思決定に必要な情報を、正直に・具体的に・熱量を持って伝えることがクロージングの本質です。
また合否通知は、候補者体験(Candidate Experience)において非常に重要なプロセスであることも心得ておきましょう。合格者には迅速に連絡を行い、次のステップの案内と入社への期待感を高める一方、不合格者に対しても丁寧なコミュニケーションが求められます。
例えば、結果通知が2週間以上遅れたり定型文しか送らなかったりする対応は、「この会社は候補者を人として見ていない」という印象を与えます。すべての候補者が、将来の顧客や口コミの発信源になり得るという意識を持ち、誠実な候補者対応で企業ブランドを守ることが重要です。
内定者がオファーを承諾したあとは、入社手続きの案内、雇用契約書の締結、入社日の調整、オンボーディング準備などを行いながら、現職への慰留や他社オファーによる「土壇場キャンセル」を防ぐため、承諾後も定期的に連絡を取り、不安を解消しながら入社への気持ちを維持する「内定者フォロー」が不可欠です。採用は内定承諾ではなく、入社日に出社してもらってはじめて完結する心づもりが大切です。
6. 入社後フォロー(オンボーディング)
採用担当の仕事は入社までとする企業もありますが、入社後フォロー(オンボーディング)も業務となる場合が多くあります。「入社初日に席もPCも準備されていなかった」では新入社員の第一印象が最悪になるため、受け入れ体制や必要書類の準備、研修スケジュールの調整など、新入社員が円滑に業務を開始できる環境を整えるのが役割となります。
ただし、多くの企業では実務面の指導や日常的なフォローは配属先の現場担当者が担い、人事や採用担当が入社後面談やアンケートを通じて職場への馴染み具合を確認し、小さな不満を早期にキャッチする定着支援を行うケースが多くあります。一方で、中小企業やスタートアップでは、採用担当が入社後フォローまで一貫して関わるケースも少なくありません。
いずれにしても、入社後のフォローが十分でないと、せっかく採用した新入社員の不満や不安を察知できず、結果として早期離職を招くリスクが高まります。特に、入社後1〜3ヶ月は「入社後ギャップ」が起きやすい時期であるため、現場と連携して定期面談を設け、不満を早期に拾い上げる仕組みを作ることが、採用コストを無駄にしない最後の砦となります。
採用担当が管理する主なKPI
採用担当の仕事は、単に候補者を採用するだけではなく、採用活動の成果を数値で管理しながら改善していくことも重要です。多くの企業では、採用活動の状況を把握するために「採用KPI(重要評価指標)」を設定し、採用プロセスの効率や成果を定期的に確認しています。
代表的なKPIには、以下のようなものがあります。
採用人数
採用計画で設定した人数を、予定どおり確保できているかを確認する指標です。企業の事業計画や組織拡大に直結する重要な目標となります。
内定承諾率
内定を出した候補者のうち、実際に入社を承諾した割合です。企業の魅力やオファー条件、候補者体験の質を測る指標として重視されます。
採用CPA(Cost Per Acquisition)
1人採用するためにかかったコストを示す指標です。求人媒体費用やエージェント手数料などを含め、採用活動の費用対効果を判断する際に用いられます。
採用リードタイム
求人募集の開始から内定・採用決定までにかかった期間を示します。優秀な人材ほど早く決まる傾向があるため、採用スピードの改善にもつながる重要な指標です。
面接通過率
書類選考や面接の各段階で、候補者がどれくらい次の選考に進んでいるかを示す割合です。求人要件や選考基準の適切さを見直す際の参考になります。
これらの指標をもとに採用プロセスを分析・改善していくことも、採用担当の重要な役割の一つです。
採用担当の1日の仕事の流れ
採用担当の1日は、候補者対応や面接、社内関係者との調整など、採用プロセスを円滑に進めるための業務が中心です。
企業や採用状況によって業務内容は異なりますが、採用担当の仕事は「候補者・現場・経営層」をつなぎながら、採用活動を前に進める調整業務が大きな割合を占めます。特に在職中の候補者との面接は夕方以降に設定されることも多く、柔軟なスケジュール対応が求められる点も特徴です。
【採用担当者の典型的な1日の仕事の流れ】
時間 |業務内容
9:00|出社・メールチェック(応募者からの連絡確認、転職エージェントや社内からの問い合わせ対応)
本日の面接候補者のプロフィールや面接での確認事項を整理
10:00|オンライン面接(候補者との一次面接・会社説明)
11:00 |面接評価の記録、Hiring Managerに共有・通過連絡
応募書類の確認・書類選考(履歴書や職務経歴書を確認し、面接可否を判断)
12:00 |ランチ
13:00 |採用チーム内でのミーティング(採用進捗や候補者の評価を共有)
14:00|対面面接(候補者を面接室へ案内・オフィスツアーの実施)
15:00|面接日程の調整(候補者・面接官のスケジュール調整)
16:00|転職エージェントとの情報共有(紹介候補者や市場動向について相談)
17:00|求人票の作成・更新、スカウト送信などの採用活動
18:00|在職中の候補者とのオンライン面接(夕方以降になることが多い)
19:00|面接評価の記録、翌日の面接準備、メール返信
20:00|退勤
採用担当と人事担当の仕事内容の違いとは?
採用担当と人事担当は混同されがちな職種ですが、大きな違いは「社外の人を対象にするか、社内の人を対象にするか」という点です。
採用担当の仕事が、入社前の候補者との関わりがメインであるのに対し、人事担当は入社後の評価・給与・育成・制度設計など、在籍社員全体に関わる業務を担います。
採用担当と人事担当の違いで注目したいのは、「KPI」の違いです。採用担当は採用人数・採用単価(Cost per Hire)・内定承諾率といった「入口」の数字で評価されますが、人事担当は離職率・残業時間・制度満足度といった「入社後の状態」で評価されます。
つまり採用担当と人事担当は、同じ「人材」を扱いながら、見ているステージがまったく異なるのです。転職先を検討する際には、自分がどちらの領域に興味があるかを整理することが、キャリア選択の重要な判断軸になります。
新卒採用と中途採用で仕事内容はどう違う?
新卒採用が、将来性やポテンシャルを重視する採用である一方、中途採用は即戦力人材を採用するという点で採用担当の仕事は大きく異なります。
それぞれ採用の目的が違うため、評価基準や採用方法に違いがあることを理解しておくことが重要です。
【新卒採用・中途採用の仕事内容の比較】
新卒採用の仕事内容の特徴
新卒採用は、ポテンシャル採用を前提とする点が大きな特徴です。職務経験のない学生を対象とするため、これまでの実績よりも「入社後にどれだけ成長できるか」「企業文化に適応できるか」といった将来性や適性を重視して評価しなければなりません。
また、新卒採用は年間スケジュールに沿って計画的に進めることも中途採用との違いです。会社説明会の開催、エントリーシートの選考、複数回の面接、内定式や入社式など、多くのイベントを段階的に運営するため、採用担当にはプロジェクトマネジメント力が求められます。
つまり新卒採用では、学生との接点づくりから入社までの一連のプロセスを設計・運営する役割を担う点が特徴といえます。
中途採用の仕事内容の特徴
中途採用は、即戦力となる人材の確保を目的とする採用です。候補者はすでに職務経験や専門スキルを有しているため、「これまでの実績やスキルセットが応募要件とどの程度一致しているか」、「応募先ポジションで活躍する姿がイメージできるか」などの見極めが重要になります。
また、中途採用は新卒採用とは異なり、欠員補充や事業拡大に伴う増員などビジネスニーズに応じた柔軟な対応が求められるため、年間を通して採用活動が行われる点も特徴です。そのため、採用担当には迅速な日程調整や選考結果のフィードバックなど、スピード感を持った選考プロセスの運営が求められます。
採用担当にはどんな人が向いている?向いていない人の特徴も解説

採用担当は、組織の将来像を左右する人材採用を担う重要なポジションです。候補者と企業の双方に関わる仕事であるため、人と関わる仕事が好きであることは大前提といえるでしょう。
ここで、採用担当に向いている人の特徴と向いていない人の特徴を解説しますので、自身がどれくらい採用担当としての適性があるのか、ぜひ参考にしてください。
採用担当に向いている人
人と関わる仕事が好きな人:採用担当は候補者・現場社員・経営層・転職エージェントなど多くの人と接する仕事であるため、人と接することに喜びを感じる人に向いています。
相手の立場に立って考えられる人:候補者が何を求めているか、現場が何に困っているかを理解し、双方のニーズを調整できる人が成功しやすいでしょう。
会社の事業や価値観を自分の言葉で語れる人:採用担当は候補者に対し、自社の魅力を伝えながら内定までつなげる役割を持つため、相手によって伝え方を工夫しながら会社の魅力を説明できる「言語力」がある人が適しています。
客観的視点を持っている人:自社に適した人材を採用する必要があるため、情や主観を排除した客観的な判断ができなければ、採用のミスマッチにつながります。
マルチタスクが得意な人:複数のポジションの選考を同時並行で進めるため、タスク管理能力やスケジュール調整力が非常に求められます。
粘り強く取り組める人:採用活動は、「応募が集まらない」「選考途中で辞退が出る」「内定を出しても他社に決まってしまう」など思うように進まない場面が多くあるため、粘り強く業務に取り組める忍耐力が求められます。
採用担当に向いていない人
一人で黙々と作業したい人:採用担当は常に誰かと関わりながら仕事を進めるため、一人で完結する業務を好む人には向いていません。
スケジュール変更にストレスを感じる人:候補者や面接官の都合で日程変更が発生するのは日常茶飯事であるため、人に合わせて柔軟に対応できない人には適していません。
結果がすぐに見えないと不安になる人:採用成果は数か月後に現れることが多く、営業のようにすぐに結果を出したい人はフラストレーションを感じやすいでしょう。
自社への帰属意識が低い人:自社に愛着を持ち深く理解しようとする姿勢がないと、応募者にそれを語ることは難しく、「ぜひ入社してほしい」という気持ちを届けることは難しいでしょう。
人を見る目に自信がない人:候補者の適性を見極める判断力は、経験とともに磨かれますが、そもそも人を評価することに抵抗がある人には向いていません。
採用担当に求められるスキルとは?仕事内容から見る必要スキル4つ
採用担当として活躍するためには、応募者の選定能力だけでなく高いコミュニケーション力、調整力、マルチタスク能力、データに基づく判断力など、複数のスキルが求められます。
ここで、採用担当に特に求められる4つのスキルを解説します。
1. 高いコミュニケーション能力
採用担当にとって最も重要なスキルのひとつが、コミュニケーション能力です。採用業務では、候補者との面談だけでなく、現場部門との要件や評価のすり合わせ、経営層への採用状況の報告、転職エージェントとの調整など、さまざまな場面で「わかりやすく伝える力」と「相手の本音を引き出す聞く力」が求められます。
特に重要なのは、相手・目的・状況によってコミュニケーションのスタイルを柔軟に変えられることです。候補者には、仕事内容や企業文化を具体的にイメージできるよう自社の魅力を語る必要がある一方、現場の責任者には採用市場の動向や候補者の志向を説明し、現実的な落としどころを交渉する必要性もあります。経営層やマネジメント層に対しては、採用進捗や課題を数値やデータを交えて説明する場面もあるでしょう。
採用担当には、こうした多様なステークホルダーとの調整役として、相手の立場や関心を理解したうえで、適切な情報を整理して伝えるコミュニケーション力が求められます。
2. 関係部署との調整能力
採用活動は、人事部だけで完結する業務ではありません。採用を求める現場や経営層、協働する人事チームのメンバーなど、多くの関係者の動きをコントロールしながら進める必要があります。求人要件のすり合わせ、面接調整、選考評価の取りまとめなど、採用担当は社内の関係者の間に立ち、情報と意見を整理しながらプロセスを前に進めるハブ役を担います。
実務では、関係者の意見が一致しない場面も少なくありません。例えば現場は、「早く人員を確保したい」と考える一方で、人事は「採用基準を満たしているか慎重に判断したい」と考えることもあります。こうした状況では、「採用スピードを求める現場」と「品質を求める人事」の間に立ち、現実的な着地点を見つける調整力が求められます。
3. マルチタスク能力・マネジメントスキル
採用担当は、複数のポジションの採用活動を同時に進めることが一般的です。求人ごとに応募者数や選考フェーズ、緊急度が異なるため、書類選考・面接調整・選考結果の連絡・エージェント対応など、多くの業務を並行して管理する必要があります。そのため、進捗を整理しながら優先順位をつけて対応できるマルチタスク能力が欠かせません。
また、採用チームをマネジメントする立場になると、メンバーの業務分担や選考スケジュールの管理、採用目標の進捗管理など、チーム全体を見ながら業務を進めるマネジメントスキルも求められます。限られた予算やリソースのなかで採用活動を円滑に進め、目標達成につなげるための全体管理力が重要になるでしょう。
4. 情報収集能力・論理的思考力
採用担当には、採用市場の動向や競合企業の採用状況、求職者の志向の変化などを継続的に把握する情報収集力が求められます。「応募者が集まりやすい採用チャネルはどこなのか」、「求人要件はこれで適切なのか」、「選考プロセスは長すぎないか」など、肌感覚だけでなく市場の状況やデータを踏まえて判断することが重要です。
また、「なぜこの候補者を採用すべきなのか」、「なぜこの採用手法が適切なのか」といった点を、論理的に説明できる力も欠かせません。経営層への報告や現場への提案では、感覚だけでなく採用データや市場情報をもとに判断理由を整理し、関係者を納得させる説明力が求められます。
採用担当の仕事はきつい?よくある悩みとやりがい
採用担当は、会社の事業成長に直結するやりがいのある仕事である一方、採用KPIのプレッシャーや社内外との調整の多さなど、負担の大きい業務も少なくありません。
ここでは、採用担当の仕事でよくある悩みとやりがいについて解説します。
採用担当の現場でよくある悩み
面接日程や社内の調整業務が想像以上に大変
採用担当の仕事で多くの時間を占めるのが、候補者と面接官のスケジュール調整です。特に複数ポジションの採用を同時に進める場合は、候補者の選考状況や面接官のスケジュールを常に把握しながら対応する必要があり、調整業務の負担はさらに大きくなります。急な面接日程の変更や面接辞退など予定外の対応も頻繁に発生するため、柔軟に対応する姿勢も求められるでしょう。
面接日程の調整だけでなく、忙しい面接官に候補者のフィードバックを当日中に取り付けるためのフォローや、現場が「採用基準を上げたい」と言い出したときに市場感を数値で示して落としどころを探るなど、社内調整にも多くのエネルギーを要します。「採用担当の半分は社内営業」という経験者もいますが、採用担当としての成熟度はこうした社内調整をいかにストレスなくこなせるかにも表れます。
採用KPIへのプレッシャーがある
特に外資系企業では、Q(四半期)末のプレッシャーが顕著です。Q4末に採用数が目標に届かないと翌期の予算配分に影響するため、「年末にかけて採用担当が選考スピードを極限まで上げる」という現場の声は珍しくありません。
現在の転職市場は売り手市場であり、専門性の高いポジションでは応募者が集まりにくかったり、選考を進めても良い人材に出会えなかったりと、計画通りに進まないケースも珍しくありません。
さらに、採用予算や採用スケジュールには限りがあるため、限られたリソースのなかで最大限の成果を出すプレッシャーもあります。採用が長期化すれば現場の負担も増えるため、採用進捗について現場から厳しい意見が寄せられることもあるでしょう。採用担当は、転職市場の状況と社内の期待のバランスを取りながら、採用目標の達成に向けて粘り強く取り組む必要があります。
自社に合う人材を見極めるのが難しい
自社に合う人材を見極める難しさも、採用担当が直面する大きな課題のひとつです。採用時には自信を持って適任と判断しても、実際には現場の期待に応えられない人材だったということもよくあります。
近年はオンライン面接が主流となり、対面と比べて候補者の表情や雰囲気、細かな反応を把握しにくく、判断が難しい場面も増えています。限られた面接時間やオンラインという特殊な環境のなかでも、スキルや経験のマッチだけでなく、カルチャーフィットや価値観まで見極める力がより一層求められています。
採用担当のやりがい
採用が成功すると大きな達成感がある
採用担当の大きなやりがいのひとつは、自分が採用に関わった人材が入社後に活躍する姿を見られることでしょう。長い選考プロセスを経て入社した社員が、チームの一員として成果を出し「この会社に入って良かった」と感じてくれたとき、代えがたい達成感を得ることができます。
採用担当の醍醐味を語る際に、現場のプロがよく挙げるのが「クロージング成功の瞬間」です。内定を出したその日の夜に「御社に決めます」と連絡が来たとき、あるいは内定辞退を翻意させるためのオファー面談が実を結んだとき——それは数ヶ月の伴走が報われる瞬間であり、営業でいえば大型受注と同等の達成感があります。採用担当経験者の多くが「あの瞬間のために続けている」と口を揃えるほど、記憶に残る体験です。
経営に近いポジションで働ける
特に外資系企業やスタートアップにおいては、採用は経営戦略そのものです。新規事業の立ち上げや組織拡大のフェーズでは、「どのような人材を、いつまでに、どの優先順位で確保すべきか」を経営陣と共に議論し、人員計画やロードマップの策定から深く関わることができます。
また、単にプロセスを回すだけでなく、最新の市場動向を経営層にフィードバックし、採用要件の定義や戦略の軌道修正を主体的に提案する場面も多々あります。採用担当は、事業戦略を「人」の側面から実現させるビジネスパートナーとして、経営に近い視点でダイナミックに活躍できる点が大きな魅力です。
採用担当の仕事内容【外資系企業と日系企業の違い】
外資系企業の採用担当(Talent Acquisition)と日系企業の採用担当では、求められる役割や意思決定のプロセス、採用活動の進め方に違いがあります。
ここでは、外資系企業と日系企業の採用担当の仕事内容の違いについて解説します。
1. 採用担当の役割(オペレーション型 vs ビジネスパートナー型)
日系企業では、採用担当は「採用オペレーション」を担うケースが多く、各部門から依頼された求人をもとに募集や選考調整を進める役割が中心です。求人票の作成・候補者対応・面接日程の調整・選考結果の連絡など、採用プロセスを円滑に進めるための実務を担当することが主な業務になります。
一方、外資系企業では採用担当は「ビジネスパートナー」として機能することが一般的です。事業部門と対等な立場で議論しながら、採用戦略や採用チャネル、年収レンジの妥当性などについて、現場の採用責任者であるHiring Managerに提案する役割を担います。単に採用プロセスを進めるのではなく、「事業目標達成のため」というビジネスの文脈で人材を確保することが、外資系企業の採用担当に求められる役割です。
2. 採用の意思決定プロセス(人事主導 vs Hiring Manager主導)
日系企業では、採用の最終判断は人事部門や経営層が関与するケースが多く、複数の承認プロセスを経て決定されることが一般的です。現場の採用担当者の評価に加えて、人事やマネジメントの確認を経るため、意思決定に一定の時間がかかる場合もあります。
一方、外資系企業ではHiring Managerが採用の最終決定権を持つケースが多く、採用担当は採用プロセスの設計や市場情報の提供などを通じて意思決定をサポートする役割を担います。
また、外資系企業では採用スピードも非常に重視される傾向にあります。外資系を目指す候補者は転職活動に慣れているハイクラス人材が多いため、選考プロセスをできるだけ効率的に進め、早い段階でオファーを提示できるかどうかが採用成功の重要なポイントになります。そのため、採用担当には選考の進捗を管理しながら、関係者の意思決定をスムーズに進める調整力や工夫も求められます。
3. 英語面接・グローバル本社との連携(国内採用中心 vs グローバル連携)
日系企業では、採用活動は基本的に国内で完結することが多く、面接や選考プロセスも日本語で進められるのが一般的です。
一方、外資系企業ではグローバル本社と連携しながら採用を進めるケースが多く、英語でのコミュニケーションが必要になる場面が多くあります。特にマネージャー以上のポジションでは、グローバル本社やAPACなどの地域チームの責任者が面接に参加することもあり、特に最終面接では海外とのオンライン面接が設定されることも珍しくありません。
また、採用担当者自身も、採用状況のレポーティングや人員計画に関するミーティングなどで海外HRとやり取りを行うことがあります。例えば、採用進捗の報告、採用ポリシーやコンプライアンスの改訂・運用、グローバルの採用基準の日本法人への展開など、英語で情報共有や調整を行う場面が発生します。こうした点が、国内中心で進められることの多い日系企業の採用業務との大きな違いといえるでしょう。
4. 採用KPI・データドリブンな採用(経験・慣習重視 vs データ重視)
日系企業では、採用活動の評価が経験や慣習に基づいて行われるケースも多く、採用人数や充足率などの基本的な指標を中心に管理されることが一般的です。
一方、外資系企業では採用活動をKPI(重要業績評価指標)で管理することが一般的で、採用人数だけでなく、採用単価、採用までの期間(Time to Fill)、内定承諾率、応募からの選考通過率など、複数の指標をもとに採用活動を評価します。
こうしたデータをもとに採用チャネルの見直しや選考プロセスの改善を行い、PDCAサイクルを回していくことが求められます。感覚や経験だけに頼るのではなく、数値データをもとに課題を特定し、改善策を提案できるデータドリブンな意思決定力が、外資系企業の採用担当には重要なスキルとされています。
【外資系企業と日系企業の採用プロセスの違い】
スピード重視
合意形成重視
外資系企業の採用担当に求められる4つのスキルとは?
外資系企業の採用担当には、英語でのコミュニケーション力やデータに基づく分析力、事業理解に基づいた提案力、ハイクラス人材への自社訴求力など、日系にはない幅広いスキルが求められる傾向があります。
ここで、外資系企業の採用担当に特に求められる4つのスキルについて解説します。
1. 英語でのコミュニケーション能力・グローバル対応力
外資系企業で採用担当として活躍するためには、ビジネスレベルの英語力が不可欠です。
例えば、グローバルへのレポーティングやグローバルの採用ポリシー・プロセスの運用など、英語で説明や調整を行う場面が多くあります。また、マネージャー以上のポジションでは海外の採用責任者が面接に参加するケースもあり、候補者との英語面接をサポートすることもあります。
そのため採用担当には、業務上の説明や議論を英語で行えるビジネスレベルの英語力が求められることが一般的です。目安としては、TOEIC800点前後、あるいは英語での会議やレポーティングに問題なく対応できる実務レベルの英語力がひとつの基準とされています。
さらに外資系企業の特徴として、意思決定や業務進行がスピーディで、「効率重視」のため業務プロセスの変更が頻繁にあるなど、変化への対応が求められる点も挙げられます。また、会議では率直に意見を述べ、提案や報告ではデータをもとにした説明が求められるなど、外資系特有のビジネス文化を理解できていなければなりません。
2. 採用KPIの管理とデータに基づく分析・改善力
外資系企業では、採用活動を数値で管理し、データに基づいてプロセスを最適化していく姿勢が強く求められます。採用人数やコスト、リードタイム、内定承諾率、選考通過率といったKPIを継続的にモニタリングし、ボトルネックがどこにあるのかを正確に特定するスキルが不可欠です。
例えば、特定のポジションで応募数が少なければチャネル戦略を再考したり、内定辞退が多ければオファー内容や選考スピードを改善するなど、数値的なエビデンスに基づいた具体的な対策を講じます。
そのため採用担当には、Excelなどを用いたデータ集計や基本的な分析スキルは必須となります。採用プロセスを常に可視化しながら経営層へ進捗を報告し、次の一手を提案し続ける。こうした「PDCAを回す実行力」が、外資系企業の採用担当に求められる大きな特徴です。
3. 採用を経営戦略として捉えるビジネス理解力
外資系企業では、採用担当は事業部門の「ビジネスパートナー」として、事業成長を人材面からサポートする役割があります。そのため採用業務だけでなく、自社の事業戦略や市場環境を理解したうえで採用活動を進める視点が重要になります。
例えば、新規事業の立ち上げや組織拡大のフェーズでは、どのようなスキルを持つ人材が必要になるか、どのタイミングで採用すべきかなど、採用計画を事業計画と連動して考える必要があります。また、競合企業の採用動向や人材市場の状況を踏まえながら、採用要件や採用チャネルを調整する場面も少なくありません。
このように、採用を単なる人員補充ではなく、事業成長を支える経営戦略の一部として捉える視点とビジネス理解力が、外資系企業の採用担当には求められます。
4. ハイクラス人材・バイリンガル人材への自社訴求力
外資系企業の採用では、即戦力となるハイクラス人材やバイリンガル人材を採用するケースが多くなります。こうした人材は市場価値が高いため、そもそも現職での待遇に満足しているケースが多く、たとえ転職市場に出てきたとしても複数社から同時にオファーを受けるなど、高い競争率を突破しなければならない難易度の高い採用となります。
そのため採用担当には、適切なチャネルでハイクラス人材にリーチし、候補者に刺さる自社の魅力を適切にアピールし、選考中も候補者の関心を高め続けるなど、より戦略的な採用活動が求められます。
ハイクラスの候補者が転職先を選ぶ際に重視するのは、必ずしも報酬や待遇だけではありません。キャリアパスや成長機会、担当できる業務の裁量、企業文化や組織の方向性など、長期的なキャリア形成につながる要素も重要な判断材料になります。
そのため採用担当は、単に求人情報を説明するのではなく、ポジションの意義やチームの役割、事業の将来性などを具体的に伝えながら、自社で働く魅力を候補者にイメージしてもらうことが重要です。こうした候補者視点でのコミュニケーション力や自社の価値を言語化する力が、ハイクラス人材の採用を成功に導くため非常に重要となります。
関連記事:ハイクラス人材はなぜ動く?非金銭的報酬・やりがい・キャリアパスで惹きつける採用戦略とは
関連記事:バイリンガル人材の採用を成功させるには?企業が押さえるべきポイントと採用戦略
採用担当者が知っておくべき採用手法7選

採用担当として成果を上げるためには、複数の採用手法を理解し、ポジションや状況に応じてそれらを使い分けることが重要です。
以下では、採用担当が理解しておきたい代表的な7つの採用手法を解説します。
1. ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)
求人媒体やSNS(LinkedInなど)を通じて、企業が直接候補者にアプローチする方法です。候補者のターゲティングがしやすく、スピードと精度が高いのが特徴です。
ただし、相手のプロフィールを読み込む熱意と時間がないと上手くいきにくい面があります。
実際の現場では、LinkedInのスカウトメッセージの開封率は平均30〜40%程度とされており、返信につながるのはさらにその数分の一です。
「100通送って3〜5件返信が来れば良いほう」という厳しい返信率であるため、相手のキャリア履歴を読み込んだうえで、「なぜあなたにコンタクトしたのか」を一文で伝えられる文章力が返信率を大きく左右します。
2. リファラル採用
社員や関係者からの紹介で人材を採用する方法です。外資系企業を中心に、数万円〜数十万円のインセンティブを支給する「リファラルボーナス」制度を導入したり、「紹介キャンペーン」などを開催して紹介を促すこともあります。カルチャーフィットしやすく、定着率も高めでコストもほとんどかからないのがメリットです。
ただし、これだけに頼ると専門性や多様性が偏り、人間関係のしがらみが生まれやすい点には注意が必要です。紹介者と被紹介者の関係が入社後のチームの空気に影響することもあるため、採用担当としては「関係性の深さ」も選考の参考情報として把握しておくことが現実的な運用のポイントです。
3. オウンドメディアの活用(ソーシャルリクルーティング)
自社サイトやSNS、ブログなどを通じて企業の文化や働き方を発信し、共感を呼ぶことで応募につなげる手法です。採用ブランディングの一環として中長期的に効果が期待できる一方で、本格的な立ち上げや認知拡大、直接的な応募につなげるまでには一定の時間がかかるデメリットがあります。
4. 求人媒体への投稿
求人情報を求人サイトに掲載し、幅広い求職者にアプローチする手法です。短期間で多くの応募を集めやすい一方で、掲載費用がかかる点が最大のデメリットといえます。また、同じ媒体に多数の他社企業から同様の求人が掲載されていることも多く、求人票の内容や訴求ポイントに工夫が求められます。
また、ポジションにマッチしていない応募者からの応募も一定数あるため、書類確認や返信対応などに時間がかかることもあります。
5. 転職フェアなどのイベント出展
転職フェアなどの採用イベントに出展し、求職者に直接アプローチする手法です。一度に多くの候補者と接点を持つことができ、その場で面談や簡易選考を実施できるのがメリットです。また、企業の雰囲気や魅力を直接伝えられるため、採用ブランディングや認知向上の場としても活用されます。
ただし、出展費用に加えて、準備や当日の対応に一定の人的リソースと工数が必要となります。
6. カジュアル面談の実施
正式な選考の前に、カジュアルな形式で候補者と対話する手法です。知名度の低いスタートアップ企業などがよく用いる採用手法で、候補者の転職意欲がまだ固まっていない段階でも接点を持てるため、潜在層へのアプローチに有効です。また、企業と候補者の相互理解を深めることで、選考後のミスマッチを防ぐ効果もあります。
7. 転職エージェントの活用
成功報酬型(採用が決定してはじめて費用が発生する)が一般的で、初期費用がなく相談も無料であるためリスクの低い採用手法です。採用したいポジションによっては、「リテイン(専属型)サーチ」(採用活動の全プロセスを委託できる)やRPO(採用代行)が最適な場合もあります。
担当者との相性によって進めやすい・進めにくいはありますが、担当者の変更を願い出ることも可能です。
外資系企業の採用担当の年収は?キャリアパスも解説
外資系企業の採用担当は、日系企業と比べて平均年収が高い傾向があり、専門職としてキャリアを築きやすい点が特徴です。採用スペシャリストとして着実に経験を積んでいけば、早期にリーダーやマネージャー職に昇進できたり、その先のHR Business PartnerやHead of HRなどへキャリアを広げていくことも可能です。
ここでは、外資系企業の採用担当の年収目安と、その先の代表的なキャリアパスについて解説します。
洞察提供者
2023年から、人事(HR)をはじめとしたプロフェッショナル・サービスチームに所属するシニアコンサルタント。採用担当(タレントアクイジション・リクルーター)をはじめ、多岐にわたる業界の人事ポジションの紹介に多数の実績がある。特に、大手外資系企業から日系スタートアップまで、幅広い企業のハイクラス・マネージャーポジションの紹介を得意としており、最優秀シニアコンサルタントも受賞している。
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シリクル・シリピヤワタナ
2023年から、人事(HR)をはじめとしたプロフェッショナル・サービスチームに所属するシニアコンサルタント。採用担当(タレントアクイジション・リクルーター)をはじめ、多岐にわたる業界の人事ポジションの紹介に多数の実績がある。特に、大手外資系企業から日系スタートアップまで、幅広い企業のハイクラス・マネージャーポジションの紹介を得意としており、最優秀シニアコンサルタントも受賞している。
外資系企業におけるリクルーターとタレントアクイジションの違い
外資系企業では、採用担当の役割が細かく分かれていることが多く、職種名としてリクルーター(Recruiter)やタレントアクイジション(Talent Acquisition)などが使われます。いずれも採用に関わる職種ですが、担当する業務や役割には違いがあります。
リクルーター(Recruiter):採用活動の実務を中心に担う専門職で、候補者のソーシング、書類選考、面接調整、面接対応、オファー交渉など、採用プロセス全体を担当。現場のHiring Managerと密に連携しながら、必要な人材をスピーディーに採用する役割を担うのが特徴
タレントアクイジション(Talent Acquisition):リクルーターと同様に候補者のソーシングや選考対応などの採用実務を担う一方、採用戦略の立案、採用ブランドの構築、採用チャネルの最適化、採用KPIの管理など、より中長期的な視点と採用マーケティングの視点で人材獲得を推進する役割を担う
企業によって役割の定義は異なりますが、外資系企業ではこのように採用業務を専門職として分けているケースもあります。
外資系企業と日系企業の採用担当の年収の違い
採用担当の年収は、企業の規模や業界、経験年数によって異なりますが、一般的に外資系企業の方が日系企業よりも年収が高い傾向にあります。
【日系企業の採用担当の平均年収】
スタッフレベル:約400万円~700万円
マネージャーレベル:約800万円~1,400万円
【外資系企業の採用担当の平均年収】
スタッフレベル:約600万円~900万円
マネージャーレベル:約1,000万円~1,600万円
日系企業の場合、人事部の一担当として採用業務を担うケースが多く、評価制度も年功的な要素が残っている企業では、大きく年収が上がりにくいこともあります。
一方外資系企業では、採用担当が事業部門のビジネスパートナーとして位置づけられ、成果や専門性が評価されやすいことから年収が高い傾向にあります。
また、外資系では基本給に加えて業績連動のボーナスが設定されていることも多く、採用目標の達成や会社業績によってインセンティブが支給されるため、さらに年収がアップする可能性がある点も特徴です。実際に、エイペックスが紹介するスタッフレベルのポジションでも総報酬額が1,000万円を超えるオファーも多くあり、こうした報酬制度の違いも外資系企業と日系企業の年収差につながっています。
外資系企業における採用担当者の代表的な3つのキャリアパス
外資系企業では、Talent Acquisition Specialistとして経験を積んだ後、主に3つの代表的なキャリアパスがあります。
1つは、採用戦略の立案や採用プロセスの改善、採用KPIの管理などを担うTalent Acquisition Manager(採用マネージャー)に昇進し、チームを統括するキャリアです。
その後、Talent Acquisition DirectorやHead of Talent Acquisitionといったシニアポジションに進み、企業全体の採用戦略の統括や、グローバル本社との連携を含めた採用組織のマネジメントを担います。外資系企業は成果主義の評価制度を採用している企業が多く、採用実績や組織への貢献が評価されれば、比較的早い段階でマネジメントポジションに昇進できることが特徴です。
他2つのキャリアとして、HR部門の他の領域へキャリアを広げたあと、HR DirectorやHR Headなど、HR部門全体を統括するポジションを目指すことも可能です。
Talent Acquisition ManagerやTalent Management Managerに昇進後、事業部門と密接に連携するという点で共通点があるHR Business Partner(HRBP)に異動するキャリアパスは、採用担当が目指しやすいルートです。採用の専門性を軸にしながら、人事領域全体に関わる経営に近い役割へとキャリアを進めることができる点も、外資系企業の採用担当の特徴といえるでしょう。
また、組織全体のHR戦略の設計や企業文化醸成に関わる組織開発(Organization Development)や、組織パフォーマンスの改善を目指す人材開発(Learning & Development)も、キャリアチェンジの可能性がある領域です。採用KPIの管理やデータ分析を得意とする場合には、HRオペレーションやHRプロセス改善といった分野にチャレンジも可能です。
【外資系企業の採用担当の代表的な3つのキャリアパス】
↓
Talent Acquisition Manager
↓
Talent Director
↓
Talent Acquisition Manager
↓
HR Business Partner
↓
HR Director / Head of HR
↓
Talent Management Manager
↓
HR Business Partner
↓
HR Director / Head of HR
採用担当になるには?未経験からの転職成功のコツ
採用担当は人事職のなかでも、比較的未経験からチャレンジしやすい職種のひとつです。ただし、誰でも簡単になれるというわけではなく、これまでの職務経験で培ってきたスキルを採用業務にどう活かせるかを整理してアピールすることが、転職成功のコツになります。
ここでは、未経験から採用担当を目指す場合に知っておきたい転職成功のポイントや、評価されやすい経験・スキルについて解説します。
どんな職種から採用担当に転職できる?
採用担当は、人事職のなかでも比較的異職種からの転職が多いポジションです。
未経験者で最も多いのは、人材紹介会社のリクルーターや事務・アシスタント職、人事部門の他の職種からの転職です。ほかにも、営業職や接客・サービス業出身者なども、高いコミュニケーション力やクロージング力、ホスピタリティなどの強みを活かせるでしょう。
いずれにしても、転職面接では高いコミュニケーション力、社内外ステークホルダーとの調整・交渉力、スピード感を持ったプロジェクト管理能力、課題を特定し解決できる問題解決能力などを強調することが重要です。
採用担当への転職で評価されるポイント
採用担当への転職では、必ずしも採用業務の経験が求められるわけではありません。それよりも、採用業務に応用できるビジネススキルや実務経験を、選考でどのようにアピールできるかが重要になります。
採用担当者の面接で実際に評価されるエピソードの例として、「前職で営業目標が未達の月に、アプローチ先を変えて翌月に挽回した」「複数の関係者が対立するプロジェクトで、合意形成に成功した」「顧客の表面的な要望の裏にある本音を引き出して提案した」などが挙げられます。
採用担当の面接では、「あなたはどうやって相手を動かしたか」を問うケースが多いため、「課題をどのように克服して目標を達成したのか」、「多くの利害関係者をどう巻き込みながらプロジェクトを推進したのか」、「相手の課題やニーズをどう引き出して解決策を提案したのか」といった実績に紐づくストーリーを話すことができれば、採用業務にも直結する能力として評価されるでしょう。
そのため、こうした自身のエピソードをSTARメソッド(状況・課題・行動・結果)で整理しておくと、選考で大きな差がつきます。詳しくは、「面接をワンランクアップさせるSTARメソッド 成功のポイントと回答例」の記事をご覧ください。
外資系企業の採用担当に転職するコツは?
外資系企業の採用担当を目指す場合、英語力は重要な要件のひとつとなります。グローバルのHiring Managerと意思疎通できるビジネスレベルの英語力が必要で、目安としてはTOEIC800点以上を求めるケースが多いでしょう。
また、外資系特有のスピード感に対応できること、そして日本の一般的な企業とは異なる「ジョブタイトル(役職名)」や「ジョブグレード(職級)」の概念を正しく理解していることも、選考において大きなポイントとなります。
加えて、外資系企業では「自主性」も強く求められます。上司からの指示を待つのではなく、自ら市場動向をリサーチし、最適な採用チャネルや選考フローを能動的に提案していく姿勢も欠かせません。
このように、「高い英語力」「スピード感のある対応」「外資系特有の制度への理解」「自主性」をバランスよくアピールすることが、外資系企業の採用担当への転職の近道となります。
外資系+HR領域専門の転職エージェントの活用が有効
外資系転職では、外資系+HR領域に強みを持つ転職エージェントを活用することも有効な手段です。外資系企業では非公開求人として採用担当ポジションを募集することも多く、専門の転職エージェントを活用することで、こうした好条件の求人を紹介してもらえる確率が高まります。
企業独自の採用基準や求める人物像など、求人票だけではわからない内部情報を得られる点も、転職エージェントを活用するメリットです。最新の市場情報の入手に加え、応募書類のブラッシュアップや英語面接対策などのサポートも受けることができ、転職成功の可能性を格段に高めることができるでしょう。
採用担当の仕事内容に関するよくある質問(FAQ)
ここからは、採用担当の仕事内容に関するよくある質問に答えていきます。
Q.採用担当、リクルーター、人事の違いは何ですか?
採用担当は、企業の採用活動を担当する職種の総称で、採用計画の立案から母集団形成、面接対応、内定フォローなど幅広い業務を担います。一方、人事担当は採用だけでなく、労務管理、人事制度、評価、研修など人材に関わる業務全体を担当する職種であり、採用担当は人事業務の一部として位置づけられることが一般的です。
また、リクルーターは採用担当のなかでも特に候補者対応や選考プロセス関わるに実務を担当するポジションを指すことが多く、外資系企業では独立した職種として明確に役割が分かれているケースもあります。つまり、人事のなかに採用担当があり、そのなかの役割のひとつとしてリクルーターがあると理解すると整理しやすいでしょう。
Q. 採用担当の1日の仕事はどんな流れですか?
採用担当の1日の業務は、面接対応や候補者対応を中心に、社内外の関係者との調整業務が多くを占めます。例えば午前中はメール対応や応募者の書類確認、面接日程の調整などを行い、午後は面接対応や現場部門との打ち合わせ、エージェントとの情報共有などを行うケースが一般的です。場合によっては、在職中の候補者に配慮し面談が夕方以降になることもあるでしょう。
また、採用ポジションや採用フェーズによって業務内容は変わります。複数の採用案件を同時に進めることが多いため、スケジュール管理や関係者との調整力が求められる仕事といえます。
Q. 採用担当はきつい仕事ですか?
採用担当は、採用目標の達成へのプレッシャーや社内外の関係者との調整業務の多さから、きついと感じる場面もあります。特に候補者の多くは在職中のため、面接が夕方以降に設定されることも多く、業務時間が長くなるケースもあります。
一方で、採用は企業の事業成長に直結する重要な役割であり、やりがいの大きい仕事でもあります。採用した人材が会社で活躍する姿を見届けられることや、経営に近い立場で組織づくりに関われることは、採用担当ならではの魅力といえるでしょう。
Q. 採用担当に資格は必要ですか?
採用担当になるために必須の資格はありませんが、採用関連の資格としては、キャリアコンサルタントや社会保険労務士などの国家資格があります。ただし、資格よりも実務経験やコミュニケーション力のほうが重視される傾向にあり、人材業界や人事領域での実務経験があると転職に有利です。
Q. 外資系企業の採用担当に英語力は必須ですか?
外資系企業の採用担当は、ビジネスレベルの英語力がほぼ必須です。グローバル本社との連携だけでなく、社員も多国籍であることが多いため、面接や日常的な業務で英語を使用する場面が多くあります。
TOEIC800点以上がひとつの目安となりますが、資格を取得していなくても実務での英語使用経験や、海外留学・赴任経験等が有利に働く可能性がありますので、英語力のバックグラウンドや具体的な実務経験を応募書類に記載しましょう。
Q. 外資系企業と日系企業で採用担当の役割はどう違いますか?
外資系企業では、採用担当は「ビジネスパートナー」として事業部門と密接に連携し、採用戦略の立案から実行まで主体的に関与するケースが一般的です。また、採用KPIによる数値管理や迅速な意思決定、業務改善の姿勢が重視される点も特徴です。
一方、日系企業では採用担当は人事業務の一部であり、現場の採用ニーズを受けて募集や選考プロセスを進めるなど、採用オペレーションや調整業務を中心としたサポート役として位置づけられることが多い傾向があります。
Q. 採用担当の年収はどれくらいですか?
採用担当の年収は、企業規模や業界、経験年数、ポジションによって大きく異なります。一般的な目安として、日系企業では年収400万円~700万円程度が多い傾向にあります。
一方、外資系企業では採用担当が専門職として評価されることも多く、年収は600万円~900万円程度がひとつのレンジとされています。シニアレベルの採用担当や採用マネージャーなどのポジションでは、年収1,000万円以上になるケースも多くあり、成果を出せば早期にキャリアアップ・年収アップを実現できるのも特徴です。
Q. 外資系企業の採用担当のキャリアパスにはどのような選択肢がありますか?
外資系企業の採用担当のキャリアパスとしては、採用マネージャーに昇進したあと、最終的に採用部門のディレクター職に就くことがキャリアゴールといえるでしょう。
もしくは、採用マネージャーに昇進したあと後に、HR Business Partnerとして事業部門と連携しながら組織課題の解決に関わるキャリアや、人事企画・組織開発など人事領域の別機能へキャリアを広げるケースもあります。さらに実力や志向によっては、HR DirectorやHead of HRなどの人事責任者、場合によっては経営企画などHR領域を越えたポジションへキャリアを発展させる道もあります。
Q. 未経験から採用担当になることは可能ですか?
未経験から採用担当へ転職することは十分に可能です。実際に、営業職、接客・サービス業、事務職、人材業界など、さまざまな職種から企業の採用担当にキャリアチェンジするケースが見られます。
選考では、採用業務の経験そのものよりも、これまでの仕事で培ってきたビジネススキルが重視されます。例えば、コミュニケーション力、関係者との調整力、目標達成に向けたコミット力などは、採用業務にも直結する能力として評価されることが多いでしょう。
特に外資系企業の場合は、ビジネスへの理解や経営に携わる強い意思、自ら課題を発見し解決に向け最後までやりきることができる主体性、変化のスピードが速い環境でも柔軟に対応できるスキルなども高く評価されます。
採用担当の仕事内容・転職の相談はエイペックスへ
採用担当は、企業の成長を支える重要なポジションです。近年はオンライン面接の普及により、採用プロセスの設計や候補者とのコミュニケーション方法も多様化しており、採用担当の役割はますます重要になっています。特に外資系企業では、「ビジネスパートナー」として経営に近い立場で活躍でき、キャリアアップや年収アップ、専門性の追求など多くのキャリアチャンスがあります。
採用担当への転職を成功させるためには、自身のスキルや経験を客観的に整理し、企業が求める人材像との接点を明確にすることが重要です。また、外資系企業や好条件のポジションは非公開求人として募集されることが多く、一般の求人サイトでは出会えないケースも少なくありません。
そのため、採用担当への転職を成功させるためには、人事を専門とする転職エージェントの活用が有効です。エイペックスは、外資系・日系企業のハイクラス転職に強みを持ち、人事領域専門のプロフェッショナルサービスチームを擁する専門特化型の転職エージェントです。企業の経営層や採用責任者と密に連携しているため、求人票だけでは見えない採用背景や期待値を理解しており、応募書類の作成サポートや面接対策など、実践的なサポートが提供可能です。
採用担当への転職成功率を高めるためには、戦略的な転職活動が不可欠です。まずは、エイペックスの人事専門コンサルタントまでお気軽にお問い合わせください。