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面接で逆質問を受ける面接官と候補者のビジネスシーン

面接で評価される逆質問|面接官視点で解説する“高評価につながる質問”とは?

​面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という逆質問は、単なる確認の時間ではありません。
質問の内容によっては、入社意欲や企業理解、コミュニケーション力をアピールできる重要な評価ポイントになります。

本記事では、面接で評価されやすい逆質問の考え方をはじめ、避けるべきNG例、目的別の質問例、一次・二次・最終面接ごとの使い分けまで、面接官視点も交えてわかりやすく解説します。

洞察提供者:長谷川 拓美(エイペックス採用担当チームマネージャー)

面接ですぐに使える逆質問

  • 一次面接

    「入社後に期待される役割を教えてください」

    「成果を出している方の共通点は何ですか?」

  • 二次面接

    「このポジションの課題は何ですか?」

    「評価されるKPIを教えてください」

  • 最終面接

    「今後強化したい事業領域はどこですか?」

    「御社で長く活躍する人の特徴を教えてください」

目次

  • 面接官は逆質問で何を見ている?

    • 逆質問の意図:面接官はなぜ「何か質問はありますか?」と聞いてくるのか

    • 面接で避けるべき逆質問 7つのNG例

    • 面接で好印象を与える逆質問のコツ5選

  • 面接ですぐに使える逆質問例【目的別】

    • 業務内容・責任範囲・評価基準を知りたい

    • チーム・組織について知りたい

    • 入社意欲をアピールしたい

    • 自身の経験・強みをアピールしたい

    • 企業カルチャーや価値観を知りたい

    • 働き方・キャリアについて知りたい

    • 面接官との会話を深めたい

    • 一次・二次・最終面接で逆質問はどう変える?

    • 管理職・マネージャー面接で重視される逆質問とは?

  • 逆質問に困ったときの対処法

    • 逆質問が思いつかないときの突破策

    • 逆質問は何個用意すれば良い?

    • 面接の逆質問の正しい終わり方

  • 面接での逆質問に関するFAQ(抜粋)

面接官は逆質問で何を見ている?

逆質問の意図:面接官はなぜ「何か質問はありますか?」と聞いてくるのか

面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という問いには、面接官の明確な意図があります。それは、候補者の入社意欲や企業理解の深さ、主体性、コミュニケーション能力、さらには入社後に活躍できそうかまでを総合的に確認するためです。

  1. 候補者の入社への意欲や本気度を測るため

  2. 候補者の主体性を測るため

  3. 候補者の人柄やコミュニケーション能力を確認するため

  4. 入社後のミスマッチを防ぐため

企業はなぜ逆質問するよう促すのか、それぞれのポイントについて解説します。

1. 候補者の入社への意欲や本気度を測るため

面接では逆質問の内容から、企業理解の深さや入社意欲の高さが判断されます。応募先の事業内容や戦略、業界動向などを踏まえた具体的な質問は、事前にしっかり準備していることの表れとしてアピールにつながります。一方で、企業のホームページを見れば分かる内容や、どの企業にも当てはまるような抽象的な質問は、準備不足や入社意欲の低さと受け取られる可能性があるため注意が必要です。

2. 候補者の主体性を測るため

逆質問では、候補者が自ら疑問を見つけ、必要な情報を主体的に確認できるかといった姿勢も見られています。新卒と違い、中途採用では自ら課題を見つけて行動できる力が重視されるため、「自分にとって必要な情報は何か」を考えて質問できるかどうかが評価のポイントになります。

3. 候補者の人柄やコミュニケーション能力を確認するため

面接官は逆質問の内容から、候補者の理解力や対話力、コミュニケーション能力を確認しています。面接中の説明を踏まえた質問ができているか、疑問点を整理して分かりやすく伝えられるかといった点に加え、質問の内容から候補者が仕事で重視する価値観や働き方の志向といった人柄も見られています。特に管理職候補では、専門性に加えて組織との相性やコミュニケーションスタイルも重視されるため、逆質問は重要な評価材料のひとつとなります。

4. 入社後のミスマッチを防ぐため

企業は入社後のミスマッチを防ぐため、候補者に逆質問を促し、業務内容や責任範囲、評価基準、キャリアパスなどの認識にズレがないかを確認しています。こうした認識の不一致は早期離職や再採用につながる可能性があるため、企業・候補者双方にとって重要な確認機会となります。特に選考が進むほど、労働条件や求められる役割の具体的なすり合わせが重視されるため、逆質問の重要性は選考後半ほど高くなります。

面接で避けるべき逆質問 7つのNG例

逆質問は、内容によっては入社意欲や理解度をアピールできる一方で、「準備不足」「企業研究不足」という印象につながる場合もあります。特に面接では、質問の内容から仕事への向き合い方や視点も見られています。

ここでは、面接で避けたい代表的な逆質問のNG例を7つ紹介します。

  1. 「特にありません」と答える

  2. 興味のないことを質問する

  3. 調べればすぐに分かる質問をする

  4. Yes/Noだけで終わる質問をする

  5. センシティブな内容をストレートに聞く

  6. どの企業でも使える質問

  7. 待遇や給与に関する質問だけする

1. 「特にありません」と答える

逆質問で「特にありません」と答えるのは、最も避けたい回答のひとつです。企業側に、「うちに興味がないのか」「企業研究を怠っているのではないか」という印象を与える可能性があります。

長谷川 拓美の写真

◆エイペックスの採用担当者からのワンポイントアドバイス◆

転職では、「自分なりの視点で確認したいことを持っているか」が重視されます。逆質問は、最低でも1〜2個は事前に準備しておき、面接中の質疑応答で疑問に感じたことを質問することも頭に入れておきましょう。

2. 自分が興味を持っていないことを質問する

「良い質問をしよう」と意識しすぎるあまり、自分が本当に関心を持っていないテーマを聞いてしまう候補者がいます。

例えば、研究職志望にもかかわらずマーケティング戦略について深掘りした場合、面接官に「この分野に興味があるのか」と誤解され、その後の会話で志望度やキャリア志向の一貫性が崩れてしまう可能性もでてきます。

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◆エイペックスの採用担当者からのワンポイントアドバイス◆

逆質問は、知識量を見せる場ではなく「自分が実際に働くうえで知りたいこと」を聞く場であることを意識しましょう。

3. 調べればすぐに分かることを質問する

求人票や採用ページ、企業のホームページに記載されている内容をそのまま質問するのは避けるべきです。

例えば、企業のプレスリリースや採用ページで「AI活用を推進」「海外事業を強化」と発信しているにもかかわらず、「AIは活用していますか?」「海外展開はしていますか?」と質問してしまうと、「企業研究が浅い」という印象につながる可能性があります。

逆質問では、既に公開されている情報をただ確認するのではなく、情報のなかから「実際に現場ではどのような変化が起きているのか」「今後どのような課題を見据えているのか」まで踏み込んだ質問をすることが重要です。

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◆エイペックスの採用担当者おすすめ:NG逆質問を“評価される質問”に変えるコツ◆

Q. AI活用を推進されていると拝見しましたが、現場ではどのような変化が生まれており、現在特に課題となっている点はありますか?

Q. 海外事業を強化されているとのことですが、今後グローバル展開を進めるうえで特に重視されている市場や課題があればお伺いできますか?

4. Yes/Noだけで終わる質問をする

「リモートワークはできますか?」「残業は多いですか?」など、一言で終わる確認だけの質問は、逆質問としてはややもったいない質問です。

逆質問では、候補者のコミュニケーション力や、働き方への理解度も見られています。制度について質問するのであれば、有無だけでなく「実際にどのように運用されているか」「成果を出している人はどのように活用しているか」まで踏み込むことで、より実践的で印象の良い質問に変換することができます。

【良い逆質問例】

  • Q. チームで成果を出している方は、どのような働き方をされていることが多いでしょうか?

  • Q. リモートワークと出社は、チーム内でどのように使い分けられていることが多いですか?

5. センシティブな内容をストレートに聞く

前任者の退職理由や過去の不祥事など、センシティブな内容をストレートに聞くと、場の空気を悪くしてしまう可能性があります。

気になるテーマがある場合は、ネガティブに聞くのではなく、改善や今後の方向性に焦点を当てると自然です。

【良い逆質問例】

  • Q. 組織改善のために、現在特に注力されている取り組みがあればお伺いできますか?

  • Q. 急成長されているなかで、現在組織面で特に強化されているポイントはありますか?

6. どの企業にも当てはまる質問をする

どの企業でも使い回せるような質問は、企業研究の浅さが伝わりやすくなります。

例えば、

  • Q. 1日の仕事の流れを教えてください

  • Q. 御社の強みは何ですか?

といった質問だけでは、志望度の高さを示しにくいでしょう。できる限り、企業独自の事業・組織・戦略・カルチャーに関連付けた具体的な質問をするよう心掛けましょう。

【良い逆質問例】

  • Q. 御社は近年〇〇領域に注力されていると理解していますが、どのような点が競合との差別化につながっていると感じられますか?

  • Q. 御社の〇〇の取り組みについて拝見しましたが、実際に現場で働くなかで、特に御社らしさを感じられる部分はどこでしょうか?

7. 待遇・給与だけに焦点を当てた質問をする

給与・残業・休日などの確認自体は悪いことではありません。ただし、それだけを前面に出すと、「条件面しか見ていない」という印象につながる可能性があります。

特に一次面接や二次面接では、まず仕事内容や期待される役割への関心を優先したほうが自然です。

一方で、以下のような事情がある場合は、伝え方を工夫すれば問題ありません。

  • 子育て・介護などで事前調整が必要

  • 前職経験を踏まえた働き方の確認

  • 最終面接で条件面をすり合わせる段階

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◆エイペックスの採用担当者からのワンポイントアドバイス◆

逆質問では、「働けない理由」にフォーカスするのではなく、「成果を出すために事前に確認したい」というスタンスで聞くことがポイントです。

面接で好印象を与える逆質問のコツ5選

面接で評価される逆質問は、「何を聞くか」だけでなく「どのように聞くか」も重要です。ここでは、面接官に好印象を与えやすい逆質問のコツを、具体例とともに解説します。

1. 質問の意図を先に伝える

良い逆質問例:

  • Q. これまでBtoB営業に従事してきましたが、今後はBtoC営業に挑戦したいと考えています。入社前に身につけておくべき知識やスキルがあれば教えてください。

なぜ評価される?

  • 質問の背景や目的を先に伝えることで、「なぜその質問をしているのか」が面接官に伝わりやすくなるだけでなく、主体性や論理的思考力のアピールにもつながります。

2. 企業研究を踏まえて質問する

良い逆質問例:

  • Q. 御社の中期経営計画で掲げられている◯◯事業の強化について、現場レベルではどのような課題がありますか?

なぜ評価される?

  • 企業の事業戦略や課題を踏まえた質問は、志望度の高さや事前準備の丁寧さを示すことにつながります。企業理解の深さに加え、自分なりの理解まで示すことができるとさらに有効です。

3. 入社後をイメージした質問をする

良い逆質問例:

  • Q. 配属予定の部署では、入社後最初の3か月でどのような成果が期待されていますか?

なぜ評価される?

  • 入社後を具体的に想定した質問は、「実際に働くイメージを持っている人」という印象につながります。期待される役割や成果、立ち上がりのプロセスに踏み込んだ質問は、入社後の貢献意欲や具体的な行動イメージを伝えることができ効果的です。

4. 自己PRとつなげて質問する

良い逆質問例:

  • Q. これまで培ってきた◯◯の経験を活かしたいと考えていますが、御社ではどのような場面でそのスキルが求められますか?

なぜ評価される?

  • 自己PRと逆質問に一貫性が生まれることで、入社後の活躍イメージを伝えやすくなります。

5. “質問して終わり”にしない

良いリアクション例:

  • 〇〇ということですね、非常に参考になりました。ありがとうございます。

  • 実際の現場のイメージがより理解できました。

なぜ評価される?

  • 逆質問は一方的な質問タイムではなく、コミュニケーションの場でもあります。会話のキャッチボールを意識することで、対話力や人柄も伝わりやすくなります。

面接ですぐに使える逆質問例【目的別】

逆質問は、「何を知りたいか」や「何をアピールしたいか」によって内容を変えることが重要です。
ここでは、面接でそのまま使いやすい逆質問を、目的別に紹介します。

業務内容・責任範囲・評価基準を知りたいときの逆質問

  • Q. 配属予定のポジションでは、どのような成果指標(KPI)で評価されるのでしょうか?

  • Q. 入社後3〜6か月で期待される役割や成果レベルを教えてください。

  • Q. このポジションでは、どの範囲まで主体的な判断や提案が期待されることが多いでしょうか?

チーム・組織について知りたいときの逆質問

  • Q. 配属予定のチームの構成や、役割分担について教えてください。

  • Q. 他部署との連携はどのような場面で発生することが多いでしょうか?

  • Q. 意思決定のプロセスは、日本主導とグローバル本社主導のどちらが中心でしょうか?

入社意欲をアピールしたいときの逆質問

  • Q. 御社の理念「〇〇」に共感していますが、現場で特に体現されていると感じる事例があれば教えてください。

  • Q. 御社の新規事業である〇〇について、今後さらに成長させていくうえで特に重要となる課題は何でしょうか?

  • Q. 将来的にグローバルプロジェクトへの参画を目指したいのですが、どのような経験やスキルを経てアサインされることが多いでしょうか?

自身の経験・強みをアピールしたいときの逆質問

  • Q. 前職では営業として〇〇の実績を上げてきましたが、御社で成果を出している方にはどのような共通点がありますか?

  • Q. 現職では異文化環境でも成果が出せるよう工夫を行ってきましたが、御社ではどのようなコミュニケーションスタイルが求められることが多いでしょうか?

  • Q. 前職で〇〇領域に携わってきましたが、御社で成果を出すために特に補うべきスキルがあれば教えてください。

企業カルチャーや価値観を知りたいときの逆質問

  • Q. 御社で活躍されている方に共通する価値観や特徴を教えてください。

  • Q. 多国籍の社員が多く在籍されていますが、成果を出している方にはどのようなコミュニケーションの特徴がありますか?

  • Q. 御社の理念が、現場で特に反映されていると感じる場面はどこですか?

働き方・キャリアについて知りたいときの逆質問

  • Q. 成果を出している方は、どのような働き方をされていることが多いでしょうか?

  • Q. マネージャーに昇格される方には、どのような共通点がありますか?

  • Q. 社員の成長支援について、どのような考え方で制度設計されていますか?

面接官との会話を深めたいときの逆質問

  • Q. ◯◯様が御社への入社を決めた理由を教えてください。

  • Q. これまでで特に成長につながったと感じる経験があれば教えていただけますか?

  • Q. 仕事をするうえで、最も大切にされている価値観は何でしょうか?

一次・二次・最終面接で逆質問はどう変える?

面接では、選考フェーズによって面接官が見ているポイントが変わります。そのため、逆質問も面接段階に合わせて変えることが重要です。

面接
評価ポイント
おすすめ逆質問
一次面接
基本的な適性
業務内容・期待役割
二次面接
実務力・再現性
KPI・課題・連携
最終面接
志望度・価値観
経営・ビジョン

管理職・マネージャー面接で重視される逆質問とは?

管理職・マネージャー候補の面接では、一般的な面接以上に「組織視点」や「マネジメント視点」が重視されます。

特に、

  • 組織課題

  • チームマネジメント

  • 意思決定

  • 人材育成

に踏み込んだ逆質問が評価されやすい傾向があります。

逆質問に困ったときの対処法

逆質問が思いつかないときの突破策

「逆質問が思いつかない」「何を聞けばよいか分からない」と悩む人は多くいます。特に面接本番では緊張もあり、事前に準備していた質問が飛んでしまうこともあります。

ただ、逆質問は「気の利いた質問をする場」ではなく、「企業理解を深めること」と「入社意欲を伝えること」が本来の主な目的です。そのため、無理に難しい質問を考える必要はありません。

逆質問に困ったときは、以下の4つの視点から考えると自然に質問を組み立てやすくなりますので、参考にしてみましょう。

1. 面接中の説明をヒントに深掘りする

最も自然で実践しやすい方法が、面接中に説明された内容を深掘りすることです。

面接官の話を踏まえて質問することで、「きちんと話を聞いている」「内容を理解したうえで質問している」という印象につながります。事前の企業研究が十分でなくても対応しやすいため、面接中に特に気になったキーワードや話題はメモしておくと安心です。

2. 「企業・仕事内容・キャリア」を軸に考える

逆質問に迷った場合は、

  • 企業について知りたいこと

  • 実際の仕事内容

  • 入社後のキャリア

の3つに分けて考えると、聞きたい質問が浮かびやすくなります。

特に転職では、「入社後にどう活躍したいか」を意識した質問が評価されやすく、キャリアや成長機会、期待される役割などに関する質問は比較的どの業界でも使いやすいテーマです。

3. 面接官個人の視点を聞く

面接官自身の経験や考え方に関する質問は、会話が広がりやすく、自然なコミュニケーションにつながります。

また、実際に働いている人のリアルな視点を知ることができるため、企業理解を深める意味でも有効です。特に最終面接では、経営陣や責任者の価値観を知る内容につなげることもでき、企業とのマッチ度をより判断しやすなります。ただし、質問の際は面接官の名前や役職を間違えないよう注意しましょう。

4. 自分の志望動機から質問を作る

逆質問は、志望動機とつなげることで一気に自然になります。

自分が「なぜこの会社を志望しているのか」「どの分野に関心を持っているのか」を起点にすると、質問に一貫性が生まれ、志望度の高さも伝わりやすくなります。

また、自分自身の経験や関心をベースにするため、その場で無理に考えるよりも質問を組み立てやすいのもメリットです。履歴書や職務経歴書に記載した志望動機との整合性が取れているかまで意識すると、より説得力が高まります。

逆質問は何個用意すれば良い?

逆質問の数は、最低でも3つ、できれば5つ程度用意しておくと安心です。

面接では、企業説明や質疑応答のなかで疑問が解消されてしまうことも考えられます。そのため、事前に1~2個しか準備していないと、いざ「何か質問はありますか?」と聞かれた際に質問がなくなってしまう可能性があります。

逆質問は単なる疑問解消ではなく、志望度・理解度・思考力・コミュニケーション力を伝える重要な評価ポイントでもあります。その意味でも、余裕を持って複数準備しておくことが重要です。

目安となる逆質問の準備数

おすすめの逆質問の準備数の目安は以下の通りです。

  • 最低限:3つ

  • 理想:5つ程度

  • 管理職・最終面接:5~7つ程度

特に最終面接や管理職ポジションでは、事業への理解や組織課題への関心を示す質問が期待されるため、やや多めに準備しておくと安心です。

深掘り型の逆質問も評価される

あらかじめ準備した質問だけでなく、面接中に出てきた話題をもとにした深掘りの逆質問も高く評価されます。

例えば、次のような質問が効果的です。

  • Q. 先ほどお話にあった新規事業の立ち上げについて、現在最も議論されているテーマは何でしょうか?

  • Q. 先ほど、マーケティング部では今後〇〇を強化していくと伺いましたが、入社後最初の半年ではどのような成果が特に期待されますか?

このように、面接中の会話を踏まえて質問を深掘りできると、理解力・分析力・主体性を自然にアピールすることにつながります。

面接の逆質問の正しい終わり方

逆質問は、「何を聞くか」だけでなく、「どう締めるか」も重要です。質問後の受け答えや終わらせ方によって、コミュニケーション力やビジネスマナーの印象が大きく変わりますので、最後まで意識しましょう。

ポイントは、質問して終わりにせず、相手の回答を踏まえて簡潔にリアクションを返すことです。長く話しすぎる必要はありませんが、要点を整理したうえで感謝を伝え、自然に締めると効果的です。

逆質問の終わり方としては、以下の流れが自然です。

  • 「◯◯ということですね。理解できました。」など、簡単に要点を整理する

  • 「非常に参考になりました。ありがとうございます。」など、お礼を伝える

  • 「ご丁寧にご説明いただきありがとうございました。質問は以上です。」など、終了を明確に伝える

また、「ほかに質問はありますか?」と追加で聞かれた場合は、

  • 「もしお時間よろしければ、もう一点だけお伺いしてもよろしいでしょうか?」

のように、面接官への配慮を示してから質問に入ると好印象です。

面接での逆質問に関するFAQ(抜粋)

Q. 逆質問をしないと面接で不利になりますか?

A. 逆質問をしなかったこと“だけ”で不合格になるケースはあまりありません。

ただし、入社意欲や主体性を判断する材料として見られているため、何も質問しないと印象面で不利になる可能性があります。

Q. 逆質問では何個くらい質問するのが適切ですか?

A. 一般的には、2〜3個程度質問するのが目安です。

数よりも、「企業理解を深めようとしている姿勢」や「入社後を具体的にイメージしていること」が伝わる質問になっているかが重要です。

Q. 逆質問をする際にメモを見ても問題ありませんか?

A. 基本的には問題ありません。

ただし、「メモを見ながら確認してもよろしいでしょうか?」と一言添え、読み上げになりすぎないよう注意しましょう。

Q. 給与や残業について逆質問しても問題ありませんか?

A. 給与や残業について質問すること自体は問題ありません。

ただし、条件面だけに偏ると印象が弱くなるため、「業務理解」や「成果を出すため」という視点で聞くことが大切です。給与・待遇の詳細は、最終面接やオファー面談で確認するのが一般的です。

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