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「自由度の高い仕事」とは?そのメリットとデメリットについても解説!

「自分らしい働き方」に注目が集まる現在、「自由度の高い仕事に就きたい」と考える人も増えてきました。しかし「自由度の高い仕事」とは具体的にどんな仕事を指すのでしょうか?「自由」にはさまざまな意味があり、また「自由度の高い仕事=良い仕事」とも言い切ることはできません。

ここでは、

  • 「自由度の高い仕事」とはそもそも何か

  • 自由度の高い仕事に就くことのメリット・デメリット

  • 自由度の高い仕事に就くための方法

について解説します。

「自由度の高い仕事」とは何か?

「自由度の高い仕事」の「自由」には、大きく分けて以下の4つの種類があります。

  • 働く場所

  • 働く時間

  • オフィス環境

  • 仕事の進め方

それでは、それぞれどんな「自由」なのか見ていきましょう。

1.働く場所

コロナ禍前は一部の仕事を除き、オフィスに出社して働くのが一般的でした。しかし、現在はテレワークの考え方が広く普及し、ほぼ出社する必要のない「フルリモートワーク」や、企業やポジションによって出社頻度に差はありますが、原則として出社日を自分で決められる「リモートワーク」を導入する会社が増えています。加えて、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた「ワーケーション(リゾート地などで働きながら休暇を取る)」などの働き方も注目を浴びています。
勤務地が遠方で通勤時間が長かったり、介護や育児で家庭を空けられなかったり、居住地に制限があって希望の企業に転職出来ない人にとっては、「働く場所を自由に選べること」は大きなメリットといえます。

2.働く時間

自分の意思で出勤時間と退勤時間を自由に決められる「フレックスタイム制度」を導入している会社も、年々増加しています※。コアタイムと呼ばれる「必ず仕事をしていなければならない時間帯」が定められている場合もありますが、それでも「9時から18時まで勤務」などのような場合に比べれば、自由度は大きく上がります
また、営業など外回りがメインで勤務時間の管理が難しい職種には、「みなし労働制」が適用される場合があります。ただこの場合、所定労働時間より実際に働いた時間が短くても多くても同じ時間だけ働いたとみなされますので、実際の業務量がどの程度なのか確認が必要です。

参考:厚生労働省「令和4年度就労条件総合調査 結果の概要」

3.オフィス環境

「働き方改革」により、「フリーアドレスオフィス」を導入する企業も増えています。自分の席を持たず、空いている席を自由に決められたり予約制やくじ引きで決めたりと、自由度の高い働き方の一つとして認知されつつあります。従来の固定の座席よりも柔軟性が高いため、社員同士のコミュニケーションが活性化されやすく、新しいアイデアの創出を促す施策の一つとして注目されています。

4.仕事の進め方

自身の裁量権が大きく、自分の判断で自由に仕事を進めていける仕事を「自由度の高い仕事」とする場合もあります。最も一般的なのが、目標や納期は決定されているものの仕事の進捗に関する管理がない場合です。また、仕事の分野を自分である程度選ぶことができる職場もあります。
ただこの場合は、KPIなどの具体的な数値で「成果をきちんと上げること」が求められるケースが多いため、評価基準の設定が難しい職種には向いていないことがあります。

自由な仕事に就くメリットは?

では、「自由度の高い仕事」に就くことでどんなメリットがあるのでしょうか?以下の例で見てみましょう。

1. 【場所・時間】プライベートを充実させやすい

働く場所や働く時間を選べる仕事に就いた場合、プライベートを充実させやすくなります。
総務省が出したデータ※によれば、テレワーク(在宅勤務)をしている人はしていない人に比べ、睡眠・趣味・娯楽などの時間が長く、通勤・通学・身の回りの用事などの時間が短くなり、また、フレックスタイム制の仕事に就いた場合は、副業や家事・育児と本職を両立させやすくなるという結果が出ています。特にリモートワークで仕事をしている場合は、通勤時間を平均1時間3分削減できるため、ワークライフバランスを充実させたい人には場所・時間が自由な仕事に就くメリットは大きいでしょう。

参考:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 結果の概要」

2. 【オフィス環境】コミュニケーションが活性化され業務効率が上がる

その日その日で自由なデスクを選ぶことで、自分のペースで働けたり、今まで交流のなかった同僚とコミュニケーションが取れる機会が生まれたりします。様々な部署の同僚と交流することで、今まで気づかなかった新たな発想が生まれたり、会社全体に一体感が生まれてインクルーシブな企業文化が醸成されたりします。その結果、自身のモチベーションが上がったり、仕事の効率が上がるなど様々なメリットが期待できます。また、業務がオンライン中心になるためペーパーレス化が促進され、さらに業務効率が上がることも考えられるでしょう。

3. 【仕事の進め方】得意分野で活躍できる

仕事の進め方が自由であれば、自分の裁量で効率良く仕事ができ成果が上がりやすくなります。ただしこの場合、成果が上がらない場合には自分の責任となるため、「得意分野がある」「得意分野がはっきりしている」人に向いている働き方です。成果が上がれば昇給や昇格といった具体的な見返りが期待できるだけでなく、自己肯定感や仕事に対するモチベーションも上がり、充実したキャリアを送ることもできるでしょう。
また、上司からの進捗管理が少ない場合、「上司との関係が上手くいかなくて、仕事の効率が落ちる」などのようなリスクが低くなり、人間関係によるストレスが少ない働き方が出来るでしょう。

転職エージェントと自由度の高い仕事について相談する

自由な仕事に就くデメリットは?

このように、自由度の高い仕事には多くのメリットがありますが、注意点もあります。自由度の高い仕事を求める場合には以下の点を理解し、自分に合っているかどうかを判断してから転職を考えましょう。

1. 【場所・時間】人間関係が構築しにくい

「出社をしない」「同僚と時間を合わせる必要がない」という自由度の高さは、しばしば「希薄な人間関係」を生み出します。人間関係の構築が出来ていないと、周囲に気軽に相談したり頼ったりすることが難しくなることは頭に入れておかなければなりません。

2. 【オフィス環境】チームワークが醸成しずらい

その日その日で自由なデスクで仕事をすることで普段協働しない同僚ともコミュニケーションが取れるメリットはありますが、チームメンバーとはコミュニケーション不足になる恐れがあります。メンバーがどこで仕事をしているのかわかりづらく、トラブルの発見が遅れたり、うまく連携が取れなかったりするリスクもあり、チームへのロイヤリティが薄れる恐れもあります。チームでの意思統一が希薄になる結果、自身の仕事での成果が上がらないことも考えられます

3. 【場所・時間】「時間」ではなく「成果」で評価されるため、評価が下がることもある

働く場所や時間を選べる仕事の場合、実際に仕事をしている姿を周囲が確認しているわけではないので、「働いた時間」ではなく、「実際の成果」によって評価をされます。そのため、「成果はまだ現れていないけれど、努力している」という見方がされにくくなります。
結果として、「がんばっているけれど成果に結びついていない」場合は、評価が大きく下がる可能性が高くなります

4. 【仕事の進め方】本人に能力がない場合、フォローを受けにくい

仕事の進め方が個人の裁量に任されている場合は、マネジメントを受ける機会が少ないということです。チームのやり方に沿ったり、マニュアルどおりに仕事を進めたほうがトラブルに見舞われる可能性も少なく、問題が起こっても周囲からのフォローが受けやすくなります。
また、チームの動きと連動していない働き方であれば、非効率なやり方をしていても自分で気づくことが出来ず、結果として成果が上がらないことも考えられるため工夫が必要です。

自由度の高い働き方を可能にするために

「自由度の高い働き方」を見てきましたが、それぞれにメリット、デメリットが存在します。自分の思い描く「自由な仕事」が何なのか、それを実現させることは現在の会社や職種で可能なのか、メリット、デメリットと合わせて今一度考えてみてください。

そのうえで、「もっと自分の能力を試したい」「ワークライフバランスを充実させたい」と考える人にとって、「自由度の高い仕事」が魅力的な選択肢となる可能性があります

転職の際に気を付けることは、自分の考える「自由な仕事」と、応募先企業の「自由」が合致しているかどうかを見極めることです。例えば「リモートワーク」を導入している企業であっても、どの程度の制限があるのかによって自身の考える「自由」と異なる場合もありますし、「仕事の進め方が自由」なポジションであってもどの程度のマネジメントがあるのか、経験値の低い職種の場合サポートが不十分になるかもしれません。

自身で判断しずらい場合は、応募先企業の文化や働き方に精通している転職エージェントを頼りながら、希望の条件をクリアする会社を探しましょう。

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