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ワークライフバランスの実現に向け転職を成功させたある20代女性の例

​政府が進める「働き方改革」の実現に向け、近年多くの企業が社員の「ワークライフバランス」を意識した取り組みを行うようになってきました。

特に女性は、結婚・出産・育児等のライフイベントによってその働き方を大きく左右されます。それは、実際に子育て中の女性に限らず、スキルを磨きながら今後のライフイベントにも備えたい20代、30代の女性にとっても同じことです。今回は、とある20代の女性の方がエイペックスに転職相談にいらっしゃり、ご自身の働き方を見つめ直しながら転職に成功された例をご紹介します。

 

転職に消極的でも常にアンテナは張っておく

中堅レベルの内資系企業にお勤めだったAさん。安定した会社であり、仕事のやりがいや人間関係など、まずまずバランスの取れた職場環境の中で精力的にお仕事をされていました。しかし、かなり出張の多い業務だったためなかなかプライベートの時間が取れないことが少し悩みだったようです。

現状にある程度満足していたAさんでしたが、知人の紹介でとある同業種の会社の採用担当の方とカジュアルディナーをする機会を得たようです。Aさんも、いろいろな可能性を知っておくのも今後のために良いと捉え会われたのですが、話を聞くにつれ、その会社が豊富なパイプラインを持ち非常に将来性があること、外資系企業でキャリアアップの可能性が広がりやすいことに魅力を感じ、一気に転職熱が高まったそうです。採用の方も、そのポジションに興味があるのならばエイペックスを介してほしいということで、Aさんから私たちに連絡が来ました。

 

プロに頼って良い エイペックスでの初面談

初めてエイペックスを訪れたAさんは、とても真面目で誠実な印象でした。初めて転職希望者の方とお会いする際にする質問と同じく、Aさんのご経験や経歴、なぜ転職したいのか、求める条件は何なのか、どのようなキャリアパスを考えているのか、などをお聞きします。Aさんのキャリアに適した案件もいくつかあったのでご紹介したのですが、やはりはじめに話を聞いた企業が良い、とのこと。私たちも、そのポジションにはAさんが最適という判断をし、早速応募のため履歴書の準備を行います。

外資系企業なのでCV(英語の職務経歴書)も必要となりますので、英語に不安のあるAさんと一緒に私たちも作成し送付。無事書類選考を通過し、翌月に採用面接の日程を設けました。

 

英語面接の成功は準備にある

採用企業から、一次面接担当者がすでにカジュアルディナーでAさんに良い印象を持った、とのフィードバックがあり、二次面接を行う旨の連絡がありました。

その中で英語力チェックの時間があることが分かり、Aさんにその旨をご連絡。対策のため、Aさんは再度エイペックスに来社されました。必ずある自己紹介の他、想定される質問をいくつか用意し練習がスタート。が、自己紹介以外は緊張で固まってしまうAさん。ご希望の企業は外資系であり公用語が英語であるとはいえ、Aさんの実際の業務に英会話が必要というわけではありません。

私たちはAさんに、

・ペラペラである必要は全くない。先方はあなたの受け答えから1~10のうちどのくらいを理解しているのか判断したいだけ。

・何でも良いので、質問には必ず何か答えること。とにかく自然体で。

と話し、自信を持って臨むようお話しました。

 

意外な質問もある二次面接

Aさんの二次面接は、

第一部(約1時間):部門長、プロジェクト責任者との面談

第二部(約1時間):取締役、人事担当者との面談(英語での自己紹介、質問あり)

の構成でした。

第一部での質問の内容は、

・現職で特に力を入れた業務、頑張った経験

・日々の業務の中で大事にしていること

・短期、中期のキャリアプラン

・前職から現職への転職理由

・なぜ安定した企業から小規模な会社に転職しようと思ったのか

・イベントでのわたしの役割

などでした。最後の質問は、Aさんが「チームワークを大切にしているかどうか」を聞く意図だったようです。

 

第二部では、さらに踏み込んだ質問内容と、最後は英語力チェックでした。

・他の応募者と比べた時の自分の強みやアピールポイント

・主観的に見た自分の人材としての価値

・現場で問題が起こったときの対処法(具体的に)

最後の質問は、自分でその場で考えて対応できるか、もしくは一旦持ち帰って上司に報告・相談できるかと、ここでも「チームワークを大切にしているか」という質問意図だったようです。

(英語で)

・自己紹介

・趣味など一般的な質問

・会社のホームページを見て気づいたこと、気になったこと など

 

内定から現在まで ワークライフバランスの実現に向けて

面接後すぐにエイペックスにオファー(内定)の連絡が!英語での質疑応答も頑張ったAさんはもちろん大喜び。早速転職に向けての様々な準備に入ります。

ひとつ問題だったのは、退職時期。同業種への転職ということで、現在の会社とは今後も良好な関係を築いておきたいAさん。スタートしたばかりのプロジェクトに迷惑を掛けてしまうのを心配していたため、私たちも転職先の企業と交渉し、Aさんの入社時期を3か月先に設定することに了承いただきました。

の頃、無事にご希望の企業に入社されたAさん。公用語が英語のため、研修資料や社内のやり取りが英語であることで始めは少し戸惑っていましたが、徐々に慣れてきた様子。

以前は遠方に出張が多く自分の時間が取れないと話していましたが、現在の会社は都内勤務。自分の可能性を試すチャンスも多くスキルアップが期待できる上、残業や土日出勤も少なく、素敵なオフィスと立地環境もあり、充実したオフィスライフを謳歌されているようです。

 

理想のキャリアと人生を諦めない

様々な働き方の価値観やニーズを持つ女性にとって、ワークライフバランスの実現はとても重要なことです。ライフステージが変わっても働き続けられる環境があることももちろんですが、自身の仕事に対する価値観と現在の環境が合致していることも、あなたのキャリアを考える上で大切なことです。

実に半数近くの女性が第一子出産を機に退職してしまう現在の日本の現状。将来後悔することがないよう少し立ち止まり、自身の働き方を見つめ直してみてください。

エイペックスも、実は半数は女性の会社。あなたがどのようなライフステージにいてもあなたが思い描く人生とキャリアパスが実現できるよう、女性ならではの目線で転職希望者様を支えていきたいと思います。

※参照:「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び 出産・育児と女性の就業状況について(平成30年11月 内閣府男女共同参画局)

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