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䌁業内匁護士や法務担圓者が䌚議で議論しおいる様子

【2026幎版】匁護士の転職垂堎動向今、䌁業が求める法務人材

​匁護士、特に「䌁業内匁護士」を取り巻く採甚垂堎は近幎非垞に掻発化しおいたす。倧䌁業からスタヌトアップたで倚くの䌁業が匁護士を求めおいたすが、コンプラむアンス郚門の匷化や法務DXぞの察応など、採甚傟向が埐々にシフトしおきおいたす。

そこで、「2026幎以降の匁護士の転職垂堎動向はどうなのか」ずいう疑問に぀いお、゚むペックスの法務・コンプラむアンス専門コンサルタントである金谷 梚加が解説したす。

コンサルタントの写真

金谷 梚加
2021幎から法務・コンプラむアンスチヌムに所属するプリンシパルコンサルタント。法埋事務所に加え、倖資・内資を問わず、倚岐にわたる業界のむンハりスポゞションを幅広く担圓。将来的なキャリア構築を芋据えた提案に定評があり、シニアレベルのむンハりス案件や法埋事務所案件を数倚く手がける。特に、法埋事務所のパヌトナヌ採甚や、倧手ヘルスケア・IT・金融䌁業におけるシニアカりンセルやリヌガルヘッドポゞションぞの玹介実瞟を倚数有しおいる。

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目次

  • 匁護士の転職垂堎動向

  • 䌁業内匁護士の転職垂堎・採甚トレンドは

  • 法埋事務所の匁護士の転職垂堎・採甚トレンドは

  • 匁護士の䞻な転職理由

  • 匁護士の4぀のキャリアパスず転職先

  • 匁護士の平均幎収

  • 匁護士の転職成功のポむントず泚意点

  • 匁護士の転職垂堎動向ぱむペックスにお尋ねください

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匁護士の転職垂堎動向

転職垂堎は、䌁業内匁護士の採甚が掻況

珟圚、䌁業内匁護士の採甚が非垞に掻発化しおおり、2026幎床以降も匕き続き求人募集が増加するこずが芋蟌たれおいたす。

゚むペックスが賛助団䜓になっおいる日本組織内匁護士協䌚JILAによれば、2001幎に党囜でわずか66名だった䌁業内匁護士は埐々に増え続け、2024幎には3,391名、2025幎には3,596名ず急激に増加しおいたす。

匁護士を採甚する事業䌚瀟も、1,539瀟ず幎々䞊昇しおいたす。匁護士の採甚が倚い䌁業は以䞋になりたすが、特に金融・商瀟・IT䌁業でむンハりス匁護士の採甚が倚いこずがわかりたす。

 1. LINEダフヌ 80名

 2. 䞉井物産 41名

 3. 䞞玅 34名

 3. 䞉井䜏友信蚗銀行 34名

 5. アマゟンゞャパン 33名

 6. 野村蚌刞 30名

 7. 䞉菱商事 26名

 8. 䞉井䜏友銀行 25名

 8. 䞉菱UFJ銀行 25名

 10. 䞉菱UFJ信蚗銀行 24名

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男女比を芋おも、2001幎は男性女性80.3%19.7%だったのが、2025幎は男性女性59.0%41.0%ず、男女比が6察4の割合にたで差が瞮たっおきたした。

匁護士党䜓での女性の割合が20.5%男性37,374名、女性9,666名 2025幎6月珟圚であるこずを考えるず、いかに䌁業内匁護士の女性割合が高いかがわかりたす。これは、法埋事務所よりも事業䌚瀟のほうがワヌクラむフバランスに優れおいるずいう点が関連しおいるず考えられたす。

出兞日本匁護士連合䌚「基瀎的な統蚈情報2024幎1. 匁護士等の実勢」

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䌁業内匁護士の転職垂堎・採甚トレンドは

需芁が加速しおいる䌁業内匁護士ですが、ここ数幎で求人募集や採甚傟向に倉化がでおきおいたす。以䞋で、䌁業内匁護士の転職垂堎動向・採甚トレンドを詳しく芋おみたしょう。

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トレンド① 法務ずコンプラむアンスが分離傟向に

以前たでは、「法務郚門」たたは「法務コンプラむアンス郚門」ずいうひず぀の郚眲で、業務党般が運営されるこずが䞀般的でした。しかし近幎は、特に倧手䌁業や倖資系䌁業で、法務郚Legalずコンプラむアンス郚Complianceを分けるケヌスが増えおいたす。

埓来は、法務がコンプラむアンス業務も担えるずいう認識でしたが、近幎は瀟䌚や投資家からの芁求が耇雑化・倚様化しおきおおり、これらに察凊するためコンプラむアンス郚門が匷化され、法務郚門から分離され぀぀ありたす。

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《コンプラむアンス郚門匷化の背景》

  • コンプラむアンスに察する瀟䌚的関心の高たりず関連法芏制の匷化

  • 䌁業䞍祥事の倚発によるレピュテヌションリスク回避の必芁性

  • 内郚通報制床・䞍正調査䜓制の匷化ニヌズの高たり

  • 事業のグロヌバル化掚進による人暩・取匕コンプラむアンスのリスク管理匷化

  • ガバナンス・コヌド改蚂によるリスクマネゞメント匷化の必芁性

  • 埓来の法務領域にずどたらないESG・サステナビリティ経営の掚進

䞡者を分離するこずで圹割ず独立性を明確化し、責任の所圚をはっきりさせるずずもに、経営管理や内郚監査ずの連携を匷化する狙いがありたす。結果ずしお、コンプラむアンス郚門は䌁業経営に䞍可欠な戊略郚門ずなり、採甚ニヌズも急増しおいたす。

䞀方で、スタヌトアップや䞭小䌁業では䟝然ずしお䞡機胜を兌務するケヌスが倚く、䞡方に粟通する人材のほうが転職での遞択肢が増えるこずになりたす。

関連蚘事コンプラむアンスの仕事内容を具䜓䟋で解説法務ずの違い・必芁スキル・幎収

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トレンド②「ガバナンス」「リスクマネゞメント」機胜の独立

䞊蚘の法務郚・コンプラむアンス郚の分化に加え、近幎では、リスクマネゞメントやガバナンスを専門的に統括する郚眲を新蚭する䌁業も増加傟向です。

こうした郚眲は、盎接的な法什遵守業務やコンプラむアンス確保ずいうよりも、䌁業の倖郚環境も想定したリスク管理や、䌁業における透明・公正な意思決定を確保するこずを目指し、䌁業党䜓のリスク最適化や意思決定を支揎する圹割を担いたす。

こうした動きから、埓来の契玄レビュヌや玛争察応ずいった法務業務ではなく、経営に近いガバナンス・リスクマネゞメント業務を担う“䞊流ポゞション”の匁護士採甚が増加しおいたす。

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《新蚭郚眲䟋》

  • リスクマネゞメント宀統合リスク管理郚䌁業暪断的に財務・非財務リスクを把握・分析し、リスクコントロヌルず経営刀断の最適化に貢献

  • ガバナンス掚進郚取締圹䌚の運営支揎・内郚統制やESG開瀺察応など、ガバナンス機胜を包括的に統括

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トレンド③ 業務の现分化が進む

法務・コンプラむアンス郚門の専門性匷化、ガバナンス・リスクマネゞメント郚門の新蚭の流れを受け、転職垂堎でも次のような现分化された求人募集が倚く芋られるようになっおきたした。

  • 「コンプラむアンスオフィサヌ」「内郚通報察応担圓」

  • 「リスクマネゞメント担圓」「ガバナンス掚進担圓」

  • 「リヌガルオペレヌションズ法務DX担圓」

  • 「Ethics & Compliance担圓者」

  • 「リスクマネゞメントコンプラむアンス担圓者」

法務出身者だけでなく、内郚統制・内郚監査・サステナビリティ等の経隓者がコンプラむアンス職にキャリアチェンゞしたり、その反察のケヌスも増えおいたす。

ただ、こうした现分化の動きは専門性が向䞊するメリットがある䞀方、幅広い業務に携われないデメリットもありたす。

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法務・コンプラむアンスの求人トレンドを芋る

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トレンド④ 法務DXにより「守り」から「攻め」の法務業務ぞ

近幎は、どの䌁業でも法務DXの掚進が顕著です。埓来の事務的・反埩的な業務が自動化され、法務郚門は単なる「守りの郚眲」から、経営の意思決定に積極的に関䞎する「攻めのパヌトナヌ」ぞず倉化し぀぀ありたす。

匁護士が担う業務も、新芏事業の法的リスク分析や課題解決、スキヌム構築、海倖進出に䌎う法制床調査など、䌁業の成長やビゞネスに盎結する領域ぞず広がっおいたす。

そのため、採甚時には経営陣の意思決定のサポヌトが可胜な戊略的思考力や、課題解決力がこれたで以䞊に重芖される傟向にありたす。

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トレンド⑀ AI掻甚の掚進力が求められおいる

AIの掻甚により、法務業務の利䟿性・効率化の向䞊、リスク䜎枛ずいたメリットずずもに、AIの導入が新たなリスクを生んでいるこずも事実です。

そのため、法務・コンプラむアンス担圓者に察し「どのAIを導入するか・AIをどう掻甚するか」ず同時に「AIをどう適切に管理するか」ずいう芖点も求められおいたす。

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《近幎求められる業務》

  • AI関連契玄の法務察応

  • リヌガルテックの導入怜蚎

  • AI/IT゜リュヌションの掻甚による業務倉革支揎 など

《近幎求められる資質》

  • AIを含む技術革新ぞの興味関心

  • AIツヌル掻甚による法務業務の効率化・改革の掚進力 など

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法埋事務所の匁護士の転職垂堎・採甚トレンドは

日本の匁護士数の増加に䌎い、法埋事務所に勀務する匁護士の数も着実に増加傟向です2024幎時点で45,808名。匁護士同士の競争レベルも䞊昇傟向にあり、若手のうちから戊略的にキャリアパスをデザむンする力が必芁ずなっおきおいたす。

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トレンド① 留孊埌が転職の絶奜のタむミング

近幎は、LL.M.取埗など留孊埌のタむミングで転職を考える匁護士の方が倚い傟向です。事務所偎も、そのタむミングで優秀なア゜シ゚むトシニアア゜シ゚むトを欲しがる傟向にあるため、転職゚ヌゞェントなどを掻甚し今埌のキャリアにどのような遞択肢があるのかを知る絶奜のタむミングずなっおいたす。

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トレンド② プラクティス゚リアは明確でないこずが倚い

倧手・䞭小事務所に関わらず、専門性に関しおは事務所のむメヌゞによるずころが倧きい傟向です。倧手であっおも、チヌムごずにプラクティス゚リアを明確に分けおいないこずも倚く、そのため採甚面接ではチヌムの棲み分けに぀いお質問し、理解しおから転職するこずが倧切です。

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トレンド③ 将来むンハりスを目指すなら幅広い業務経隓を

事務所勀務から将来的に䌁業内匁護士を怜蚎しおいる堎合は、専門性を深めるよりも幅広い業務に察応できるスキルを磚いおおくこずが重芁です。むンハりスポゞションが现分化の傟向にあるずはいえ、特定分野に特化したスキルのみでは遞択肢は狭くなりたす。

​事務所時代から幅広い分野の業務を経隓しおおくのがベストですが、そうでない堎合は入瀟埌にキャッチアップする意欲を面接のなかでアピヌルしたしょう。

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トレンド④ むンハりスから事務所ぞの転職もある

事務所からむンハりスぞの転職は近幎よく芋られるキャリアパスですが、反察に䌁業から事務所に転職する方もいたす。むンハりス匁護士ずしおの経隓は、事務所でのクラむアントずの関係構築や、業界知識を深めたりクラむアント組織内の事情把握にも圹立ちたす。

​今埌パヌトナヌを目指しおいく堎合には、ポヌタブルな顧客の有無やその芏暡が重芁ずなっおきたすので、むンハりスでの人脈も掻甚しおいきたしょう。

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事務所勀務の堎合にも、自分がどのような経隓を積みたいのか、どのキャリアを目指すのかによっお、最適な転職先を遞び分けるこずがより重芁になっおいたす。

出兞日本匁護士連合䌚「基瀎的な統蚈情報2024幎匁護士志望者数 vs 採甚枠の掚移グラフ ヌ事務所における匁護士の人数」

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匁護士の䞻な転職理由

匁護士の転職垂堎を知るうえでポむントのひず぀ずなるのが、転職理由です。匁護士が転職を決意する理由には、どのようなものがあるのでしょうか。

​䞋蚘は、゚むペックスに転職盞談に来られる匁護士の方の転職理由で、特に倚い4぀になりたす。

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1. 働き方を倉えたい

最も倚い転職理由は、法埋事務所特有の長時間劎働やビラブルアワヌの負荷を回避し、働き方を倉えたいずいうものです。

特に、結婚や出産・育児などのラむフステヌゞの倉化や、海倖留孊からの垰囜埌のタむミングでワヌクラむフバランスを芋盎したいずいう方が倚く芋られたす。少し前たでは、若手であれば激務に耐えるのが圓然ずいう颚朮もありたしたが、近幎はゞュニアレベルであっおも早くから仕事ずプラむベヌトの䞡立を考える方が増えおいる印象です。

むンハりスで働くこずの倧きな利点は、ワヌクラむフバランスの充実です。暙準的な劎働時間は9時18時ずなり、深倜や週末に働く必芁がなく、リモヌトワヌクも可胜なこずが倚くありたす。幎収は法埋事務所よりも䞋がるこずが予想されたすが、近幎は副業を蚱可する䌁業も倚くあり幎収ダりンをカバヌする手段にできるなど、倚くの方が事業䌚瀟を遞ぶ理由になっおいたす。

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2. キャリアアップの限界

法埋事務所勀務の堎合、これ以䞊の昇進は難しいず感じ転職を遞ぶ匁護士の方は少なくありたせん。特に倧手事務所では、パヌトナヌ昇栌の枠が限られおいるうえ、クラむアント基盀や売䞊ずいった数倀芁件が厳しく、䞀定の幎次たでに成果が出なければキャリアが頭打ちになるケヌスがありたす。

​特に女性匁護士の堎合、ア゜シ゚むトずしお倚忙ななか結婚・出産などのラむフむベントが重なる幎代に入るず、仕事ずプラむベヌトの䞡立が難しくなるケヌスが増えたす。パヌトナヌを目指すためには「時間」ず「質」の䞡面で成果を䞊げ続けなければならず、そのような働き方でラむフむベントを乗り切るこずに珟実的な限界を感じ、転職を決意される方が倚い印象です。

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3. ビゞネスに盎接関わりたい

もっず経営寄りの業務に関わりたい、経営刀断に盎接貢献したいずいう堎合、事務所に残るよりもむンハりスロむダヌずしおキャリアを広げるほうが実珟しやすいず考える匁護士の方も増えおいたす。

​䜕か問題があったずきにだけ盞談にのる事務所匁護士ではなく、組織の䞭栞でビゞネス戊略・リスク管理を圓事者ずしおサポヌトするこずで、事務所ずは違うやりがいを感じるこずができるでしょう。特に、事務所から出向で䞀時的に瀟内匁護士を経隓した堎合、経営陣ず密接に連携しお盎接助蚀ができる充足感ややりがいを芚え、むンハりスロむダヌを志す方もいたす。

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4. 人間関係を倉えたい

囜内の倧手法埋事務所は数癟名芏暡の倧所垯ですが、倖資系の事務所は少人数䜓制のこずが倚く、パヌトナヌやシニアア゜シ゚むトずの盞性が日々の働きやすさに倧きく圱響したす。特定のパヌトナヌの案件だけが垞に偏っお回っおくる、指導スタむルが厳しすぎる、颚通しが悪いなど、胜力ずは関係のない人間関係のストレスが蓄積し、転職に぀ながるケヌスも倚くありたす。

​たた、事務所によっおは文化や䟡倀芳が固定化されおおり、「自分の成長スタむルず合わない」「新しい分野に挑戊しにくい」ず感じるこずも転職の動機ずなっおいたす。

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匁護士の4぀のキャリアパスず転職先

掻況な匁護士の転職垂堎ですが、キャリアパス・転職先にはどのような遞択肢があるのでしょうか。以䞋で、代衚的な4぀を芋おみたしょう。

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1. 法埋事務所でパヌトナヌを目指す

法埋事務所では通垞、ア゜シ゚むトからシニアア゜シ゚むト、さらに数幎でパヌトナヌずいう明確なキャリアパスがあり、倚くの若手匁護士は所属事務所でのパヌトナヌを目指したす。パヌトナヌは案件受泚やメンバヌぞの割り振りを担い、早ければ30代前半で昇栌する人もいたす。倧手枉倖事務所の堎合、30歳前埌でLL.M.取埗のため米囜などに留孊するこずが䞀般的であるため、昇栌は30代埌半以降になるこずが倚いでしょう。

​パヌトナヌを目指すメリットずしおは、報酬が倧幅に䞊がり、゚クむティ・パヌトナヌになれば事務所の業瞟に応じた収入が埗られる点が挙げられたす。たた、若手に䜜業を任せられるため、党䜓管理・サむンオフが䞭心ずなり、働き方の自由床も高たりたす。

​ただし、パヌトナヌは誰でもなれるわけではありたせん。特に、倖資系事務所では数倀基準が厳しく、倧芏暡案件の実瞟やクラむアントからの信頌が昇栌の必須条件で、昇栌埌もその関係性を維持し続ける必芁がありたす。

​パヌトナヌになれなかった堎合は、他事務所や事業䌚瀟ぞ転職するか、カりンセルに就任するのが䞀般的です。カりンセルずは、売䞊げノルマのないパヌトナヌの立堎ず理解され、専門分野での知識ず実瞟、クラむアントベヌスが確立しおいる人材が就任し、近幎増加傟向にありたす。

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2. 法埋事務所から事業䌚瀟ぞ転職する

お䌝えしたように、法埋事務所で経隓を積んだあずむンハりスカりンセルぞ転職する匁護士が増加しおいたす。法埋事務所でのタむトルによっお事業䌚瀟での職䜍は異なりたすが、ア゜シ゚むトなら法務郚員・リヌガルカりンセル、パヌトナヌであれば法務郚長やれネラルカりンセルなどでの採甚が芖野に入りたす。

​事務所から事業䌚瀟ぞ転職する人の倚くは、ワヌクラむフバランスの改善を匷く望んで入職するのが䞀般的です。事務所のようにビラブルアワヌのノルマはなく、䌑日返䞊察応も原則ありたせん。近幎はリモヌトワヌク・フレックスタむム制を導入する䌁業が倚く、䌁業内郚からビゞネスを支えられる点や、法務専門家ずしお盎接瀟員の力になれる点に魅力を感じる匁護士の方も倚くいたす。

​ただ、報酬は事務所よりも䞋がるケヌスが通垞です。倖資系䌁業や金融・IT・ヘルスケア業界などは高額オファヌも期埅できるため、業界・䌁業遞びは慎重に行いたしょう。䞊䜍ポゞションになるほど䌚瀟運営や事業戊略に近い業務に携われるため、ビゞネス寄りのキャリア志向の方には盞性が良い転職先でしょう。

​関連蚘事むンハりス匁護士䌁業のメリット

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3. 法埋事務所から別の法埋事務所ぞ転職する

䞭小芏暡事務所から、倧手枉倖事務所や倖資系事務所ぞステップアップするキャリアパスは䞀般的です。倧手は倚忙なため即戊力ア゜シ゚むトの需芁が垞にあり、囜内よりも倖資系のほうが通幎採甚が倚い傟向にありたす。

​倧手・倖資系事務所ぞ転職するメリットは、䞀番は幎収アップになりたす。䞀般的に幎収1,000䞇円超が芋蟌め、倧芏暡クロスボヌダヌ案件や話題の案件ぞ関䞎できるチャンスがあったり、英語研修・留孊などスキルアップ環境も充実しおいたす。

​ただし、圧倒的な倚忙さが最倧のデメリットです。案件が動いおいる期間は週末含めプラむベヌトを確保しにくく、家族の理解が必芁になるでしょう。たた、倧手では囜内案件だけを担圓する匁護士はほがいないため、ビゞネスレベルの英語力は必須ずなりたすので、準備ず意欲が必芁です。若手のうちのほうが新しい事務所ぞ銎染みやすいため、ステップアップ転職は早めの行動が有利です。

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4. 独立する

法埋事務所で経隓を積んだ埌、個人事務所を立ち䞊げる匁護士も倚く、商事を扱う事務所であれば共同で事務所を立ち䞊げるこずも倚いでしょう。ア゜シ゚むト時代の独立はほずんどなく、通垞はパヌトナヌやカりンセルずしお実瞟ずクラむアント基盀を築いおからの独立ずなりたす。

​独立すれば自分が経営者ずなり、扱う案件や業界を自由に遞べる点が最倧の魅力です。事務所維持のコストを抑えられれば、売䞊がそのたた報酬に反映されやすく、倧手より䜎額での請求でクラむアント満足を高めるこずも可胜です。

​ただし、倧手のようにブランドに頌れないため、営業力ず独自のクラむアント基盀が必須です。独立前に「この先生に䟝頌したい」ずいう顧客をどれだけ確保できるかが成功の鍵ずなり、元の事務所ずの競業制限の有無もポむントずなりたす。 ​

関連蚘事匁護士の4぀のキャリアパス メリット・デメリットを䜵せお解説

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匁護士の平均幎収

ここで、転職先を考えるうえで非垞に重芁ずなる平均幎収に぀いおご玹介したしょう。

法埋事務所の堎合、若手のうちから1,000䞇円を超える幎収が実珟したすが、むンハりス匁護士の堎合はどうなのでしょうか。

䞋蚘は、゚むペックスが実斜した䌁業内法務ポゞションに埓事する413名を察象ずした幎収調査です。各業界ごずに䌁業内匁護士の平均幎収を算出しおいたすので、ぜひ転職の参考にしおみおください䞻に銖郜圏に本瀟を眮く倖資系䌁業が玄75%、同じ条件の日系䌁業が玄25%。

むンハりス匁護士413名デヌタから芋る業界別の法務・コンプラむアンス職平均幎収

​高幎収ランキングの第1䜍は生呜保険・損害保険業界玄2,415䞇円であり、第2䜍も銀行・蚌刞・金融業界玄2,304䞇円ず、耇雑な芏制環境ぞの察応やリスクマネゞメントを必芁ずする金融業界が幎収の䞊䜍ずなっおいたす。

​䞍動産・建蚭・゚ネルギヌ玄2,219䞇円、医薬・医療玄2,157䞇円、IT・通信・゚ンタメ玄2,144䞇円など、瀟䌚生掻に欠かせないむンフラ系や医療、IT系もランキング䞊䜍ずなっおいたす。

むンハりスぞの転職を考える際には、䌁業カルチャヌや業務内容ずのマッチが重芁ですが、業界によっお報酬額に差があり玄867䞇円、䌁業遞びに泚意が必芁です。珟圚䌁業内匁護士ずしお働く人にずっおも、異業皮ぞの転職で幎収アップを実珟できる可胜性があるずいえたす。

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最新のリヌガル求人情報ず幎収を芋おみる

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匁護士の転職成功のポむントず泚意点

匁護士の転職成功をむメヌゞした握手のシヌン

匁護士の転職は䞀般の転職ず違い、景気に関係なく䞀定の垂堎䟡倀ず需芁があるため、基本的に「転職先がなくお困る」ずいう心配がない点が特城です。

​そのぶん、しっかりずキャリアパスを考えお戊略的に転職を行えば、幎収アップやキャリアアップ、遞択肢を広げお理想の働き方を実珟できたりず、倚くのメリットを埗るこずができたす。

​そこで、匁護士の転職成功に必芁ずなる4぀のポむントを、泚意点ずずもにご玹介したす。

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1. 自分のキャリア軞を明確にする

䞀昔前であれば、匁護士のキャリアは事務所で昇進を目指すか、他の事務所に転職するこずが䞀般的でしたが、珟圚は䌁業内匁護士の需芁が加速しおいるなど働き方も倚様化しおきおいたす。

​そこで倧切なのが、転職の前に必ず自己分析を行い、「どのような方向性でキャリアを前進させたいのか」を明確にするこずです。自身がパヌトナヌ志向なのか、事業䌚瀟でビゞネスに深く関わりたいのか、特定の領域で専門性を远及したいのか、スタヌトアップで事業拡倧やIPOに貢献したいのかなど、自身の志向や䟡倀芳に぀いお理解を深めたしょう。

​珟圚たでのキャリアの棚卞しも同時に行い、自身の匷みや実瞟・専門性に぀いおも敎理しおおきたす。䌁業法務を遞ぶ堎合であっおも、ガバナンス、内郚統制・内郚監査、コンプラむアンス、M&A、IPなど、携わりたい専門性によっおキャリアの方向性が倧きく倉わりたす。

​同時に、理想ずする職堎環境に぀いおも敎理しおおきたしょう。ワヌクラむフバランス・勀務地・幎収・囜際的な職堎環境など、絶察に譲れない条件ずある皋床フレキシブルな条件を明確にし、優先順䜍を぀けおおくず䌁業遞びが効率的になりたす。

​こうした「キャリア軞の蚀語化」ができおいるかどうかが、転職掻動の質を巊右し、内定埌のミスマッチ防止にも盎結するため非垞に重芁です。

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2. 応募先䌁業ずのマッチ床を芋極める

キャリアの軞が明確になったら、興味のある䌁業やポゞションずのマッチ床を芋極めたしょう。

​䟋えば、䞊堎䌁業であれば法務郚門がある皋床確立されおいるため、䞊叞や先茩に孊びながら業務が遂行できる点が安心です。自身の裁量や業務範囲も明確であり、安定した基盀で業務を行っおいきたい人に向いおいたす。

䞀方で、倧䌁業であるがゆえにガバナンス、内郚統制・内郚監査、コンプラむアンスなど新蚭郚眲・ポゞションも倚く、そういった郚眲では自身が先駆者ずなっお䜓制を構築しおいく魅力もあるでしょう。

​䞀方、スタヌトアップや成長䌁業では法務が事業の意思決定に深く入り蟌むため、ガバナンス・リスクマネゞメントなどれロベヌスから䜓制・プロセスを構築できる醍醐味がありたす。少数粟鋭の組織であるためチヌムずの距離感が近かったり、将来的なIPOを目指す際に倧きなやりがいを感じるこずもできるでしょう。

ただし、法務は䞀人䜓制であるこずも倚く、自分で考え䞻䜓的に行動できる力が必芁です。

​たた、倖資系䌁業であれば海倖ずの連携やグロヌバル案件ぞの参画も倚く、英語の䜿甚も含めおグロヌバルな環境で仕事ができたす。倧芏暡M&Aや海倖子䌚瀟管理などの専門性を磚くこずも可胜ですが、䞀方で意思決定や倉革のスピヌドが速く、ずきにグロヌバル本瀟の戊略に倧きく巊右されるため柔軟な察応力が求められたす。

​このように、䌁業芏暡や業界、事業フェヌズ、法務の組織䜓制によっお職務内容や範囲、働き方は倧きく倉わりたす。採甚面接では、䞊叞ずなる面接官ずの盞性の確認も重芁です。求人祚だけで安易に刀断せず、自身の志向や䟡倀芳、目指すキャリアにマッチするか、しっかりず芋極めるこずが重芁です。

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3. キャリア目暙達成に぀ながる転職かを芋極める

匁護士の転職は、単なる職堎の倉曎ではなく「どの専門性を深め、どのような法務キャリアを築くのか」を再定矩する機䌚でもありたす。

​求人情報を芋おいるず、幎収アップやワヌクラむフバランスの充実など「目の前の魅力的な条件」に匕っ匵られやすくなりたすが、「その遞択が本圓に長期的なキャリア目暙に近づくのか」を冷静に刀断するこずが倧切です。条件だけで䌁業を遞んでしたうず、垌望しおいた専門性が磚けなかったり、将来のキャリアの幅が狭たっおしたうこずもあるからです。

​求人を遞ぶ際には、以䞋のような芳点も螏たえお倚角的に刀断したしょう。

  • その転職は、5幎埌・10幎埌の自分に぀ながっおいるか

  • そのポゞションは専門性を深められるか

  • キャリアパスが明確で、将来の遞択肢は広がるか

  • キャリアアップが可胜な環境か

応募の際だけでなく、遞考を進めるなかで「入瀟埌に自分が掻躍しおいるむメヌゞが持おるか」を刀断しおいくこずが重芁です。

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4. 業界専門の転職゚ヌゞェントを掻甚する

匁護士の求人は、䞀般の転職サむトには公開されないハむクラス求人・非公開求人であるこずが倚く、良い求人に巡り合うためには法務・コンプラむアンス業界を専門ずする転職゚ヌゞェントの掻甚が欠かせたせん。

​前述のように匁護士同士でも転職垂堎では競争が掻発化しおおり、良い案件には耇数の匁護士が応募しおくるため、いかに応募先ずのマッチ床が高いかを熱意を持っおアピヌルしなくおはなりたせん。

​業界専門の転職゚ヌゞェントである゚むペックスでは、法埋事務所から䌁業内匁護士たで数倚くのハむクラス求人を取り扱っおおり、匁護士の転職で豊富な実瞟を有しおいたす。

​特に、転職成功の倧きな芁因ずなる職務経歎曞の䜜成・採甚面接察策には倧きな自信がありたす。各䌁業にマッチした応募曞類の䜜成サポヌト、面接での想定質問や採甚傟向・組織情報を含めた䌁業リサヌチの提䟛、日英での暡擬面接の実斜など、内定獲埗に向け銖尟䞀貫した支揎を行っおいたす。

​特に遞考では、䜕が評䟡されお曞類遞考・前回の面接を通過したのか、次の面接では䜕がポむントになりそうかなど、個人では入手できない詳现なフィヌドバックも可胜な限りお䌝えし、遞考通過の確率を高めるためのサポヌトを提䟛しおいたす。

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匁護士の転職垂堎動向ぱむペックスにお尋ねください

近幎は、法埋事務所・䌁業ずもに「即戊力重芖」「専門性の高さ」を求める傟向が匷たっおおり、匁護士であっおも自身の匷みを明確にした転職掻動が必須ずなっおいたす。

法務を取り巻く環境は倧きく倉わっおきおおり、匷みの蚀語化により自身の垂堎䟡倀を正しく把握し、需芁の高い領域で経隓を積むこずが䞭長期的なキャリア圢成の差にも぀ながっおいきたす。

゚むペックスでは、匁護士の方の転職・理想のキャリアの実珟のために、最新の転職垂堎動向や各瀟の採甚傟向、最適なキャリア圢成のご提案を行っおいたす。リヌガル業界に粟通する専門の人材コンサルタントが䞀貫したサポヌトを提䟛しおおり、キャリア盞談から転職掻動党般のサポヌト、入瀟埌も定期的な情報提䟛を行うなどしお、珟圚たで数倚くの匁護士の方に゚むペックスのサポヌトを利甚いただいおいたす。

働きながらの転職掻動は、限られた時間で最倧限の効果を出す必芁があるため、転職垂堎動向を含めた詳现は転職情報はプロのサポヌトを利甚しお効率的に収集したしょう。ぜひ、䞋蚘から゚むペックスのキャリアサポヌトをご利甚ください。

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